勝利投手 パットン1勝
敗戦投手 スコット1敗
(C)-
(De)-
打点
(C)會澤①
(De)宮崎②
投手
※数字は自責点
(C)森下-菊池-スットコ②
(De)平良①-国吉-パットン
プロ初先発の森下は7回4安打8奪三振無失点の好投でデビュー戦を飾る。
打線は4回會澤の併殺崩れの間の1得点のみの拙攻。
最終回に登板のスコットが1死も取れず4連打を浴び逆転サヨナラ負けで3タテを逃す。
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戦前の予想が大きく外れた一方で優位に進める事が出来た試合でしたが、予想が的中して最終的には惨敗となりました。
まず、前者はルーキー森下暢仁の7イニング無失点の好投です。
再開後の練習試合では2試合に先発して数えた自責点は13と壊滅的な数字を残し、調整失敗の印象しか残らない投手という事はここで何度か書きました。
実際、今日も今日で初回にいきなり先頭打者から安打を浴びた直後に乙坂智の打球が運良くアレハンドロ・メヒアのグラブに入り込まなければ序盤から失点を喫していたと思えるぐらいの低調な立ち上がりではありました。
しかし、3回以降は勝負どころでのボールが決まるようになったようで3回以降は被安打1のみという素晴らしい内容と結果を残してくれました。
今日に限って拙攻の打線と、後述するテイラー・スコットの酷い投球のせいでプロ初勝利を潰されはしましたが、この調子なら初白星は時間の問題には見えます。
何とか次回は試合の入り方の悪さを改善したうえでこの投球を続けて欲しいものではります。
としかこの結末だと言いようがありませんね…。
一方、「予想が的中した」というのはここ開幕2戦では目立っていなかったものの、練習試合からチームの足を引っ張り続けていたリリーフ陣。
特に9回に投げたテイラー・スコットは1死も取れずに森下が7イニングで浴びた4安打を浴びた末に逆転サヨナラ負けを喫するという最低最悪の結末。
初登板を果たした昨日以降、今季は何をしても「アフリカ大陸出身選手初」という枕詞がつく事になる彼は「アフリカ大陸出身投手初の敗戦」を記録しただけでなく、たった2試合で6被安打3失点。
防御率に至っては27.00で、開幕からクローザーを任された新外人としてはちょっとお目にかかった記憶がない酷さです。
正直、早々にクローザー失格の烙印を押したうえで由宇に放り込んでも痛痒がないのですが、残念ながら代わりの投手もいません。
今村猛と中崎翔太は調子が上がらず、ヘロニモ・フランスアに至っては論外。
唯一、今日が初登板だった菊池保則こそまともな投球を見せましたがクローザーを務められる力量はありません。
これだけ悲惨なリリーフ陣で逆転勝利で開幕2連勝できたのは幸運でしたが、やはり今季は僅差を守りきれない試合が増える予感がします。