吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

7/1(水)●「もどかしさの中で」(カープ2020)

東京ヤクルトスワローズ4-3広島東洋カープ

1回戦(カープ1敗)

明治神宮野球場

 

勝利投手 スアレス2勝

敗戦投手 K・ジョンソン2敗

セーブ投手 石山1敗1セーブ

 

本塁打

(C)-

(S)西浦②

 

打点

(C)鈴木誠①西川①松山①

(S)村上②西浦

 

投手

※数字は自責点

(C)K・ジョンソン③-高橋樹-塹江-中崎

(S)スアレス①-梅野-清水-マクガフ-石山

 

K・ジョンソンは序盤から安定せず5回4失点で降板も、リリーフ陣は無失点。

打線は初回に鈴木誠也の適時打で先制し、3回にも連打で一時逆転も試合後半は沈黙。

二度のリードを逆転された末にカード初戦を接戦で落とす

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最終回に一打同点の場面で高橋大樹の当たりがほんの数cmの差で相手遊撃手のミットに吸い込まれてしまった事に象徴されるようになかなか追いつけそうで追いつけない、もしくは勝てそうで勝てない試合に終始してしまいました。

結果的には、先発のクリス・ジョンソンがホセ・ピレラの拙い守備の影響もあったとはいえ、2度のリードを守れず5回4失点と精彩を欠いた事と、逆転直後に更に追加点の好機を逃した3回の攻撃が全てになってしまいました。

 

相性の悪さから「鰻と梅干」「天麩羅と西瓜」「雨とジョンソン」と称されても違和感がない…というのはジョンソンが雨の日に登板する度に思い浮かべる代名詞。

とはいえ、実は昨シーズンの夏場以降は、それが当てはまらない部分も多々見せてはくれていたのですからあまり関係はないでしょう。

むしろ前回も5回3失点とイニングイーターらしからぬ投球を見せたうえで今日のこの結果と内容である以上は単純に調子が上がっていないという事かと思えますが…。

リリーフ陣の酷さに比べていくらかマシに見える先発陣ではありましたが、このジョンソンといい、やはり精彩を欠く床田寛樹といい明らかな綻びがローテーションに見えているのは不安でしかありません。

次回登板時はそれを払拭してくれれば良いのですが…。

 

打線では猛打賞をマークし二度の得点機を演出した一方で拙い守備で相手の逆転も演出したホセ・ピレラが良くも悪くも目立ちました。

特に「実はキャッチボールが苦手なのではないか?」と思えるぐらいの彼のスローイングの酷さは相手チームのアルシデス・エスコバーの惚れ惚れするようなそれとは大人と子供ぐらいの違いすら感じるほどで改めて、彼に上手く三塁手をこなさせる方法はとにかく三塁へ打球が飛ばない事を祈るのみであるという事が分かります。

しかし、かつての「三塁手失格」の烙印を押された堂林翔太や、西川龍馬とは異なり不慣れで苦手なポジションでの守備が打棒にも悪影響を現状では与えていないのも確か。

それを考えると、まだしばらくは守備に目を瞑って今のポジションで出場させざるを得ないのかもしれません。

 

打球が彼の目の前に飛ばない事を祈りながら。