吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

07/15(水)●「限界説は禁句だが…」(カープ2020)

読売ジャイアン12-1広島東洋カープ

5回戦(カープ1勝3敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 戸郷3勝

敗戦投手 K・ジョンソン3敗

 

本塁打

(C)鈴木誠7号①

(G)ウィーラー1号②岡本6号②

 

打点

(C)鈴木誠

(G)岡本④中島①ウィーラー④丸①陽①

 

投手

※数字は自責点

(C)K・ジョンソン⑤-島内⑤-一岡-高橋樹①

(G)戸郷-藤岡-ビエイラ①

 

先発、ジョンソンは初回から失点を重ね5回5失点と試合を作れず。

打線は戸郷に4回2/3まで無安打で最終回の鈴木誠也の空砲による1得点のみ。

リリーフ陣も失点を重ね今季最多の12失点の惨敗で2連敗。

------------------------------------------------

まずは個人的な事から言わせて貰えば、今日は試合が見られなくて良かったと心から思えます。

そう思うに相応しい完膚なきまでに叩きのめされた大惨敗です。

 

先発のクリス・ジョンソンは相変わらず投げることを厭うような不機嫌さ全開の投球で試合を壊し、リリーフ陣もここまで今季無失点を続け仄かな期待をファンに抱かせつつあった島内颯太郎が滅多打ちにされました。

昨日の九里亜連に続いてのジョンソンを擁してこの結果と内容ですから、既に開幕前からそうであったリリーフ陣に続いていくらかマシであった筈の先発陣も崩壊した事を印象付けるだけになりました。

正直、今季ここから立ち直るのはもはや不可能でしょう。

 

また、打線も前回対戦時に手も足も出なかった戸郷翔征の前にノーヒットノーランや、完全試合を許すのではないかとすら思えるほどに軽く捻られました。

ここまで酷い内容と結果では戸郷が素晴らしい投手であっただけというだけで説明するのはたんなる具にもつかない言い訳に過ぎないでしょう。

首脳陣、選手とチーム全体で相手投手に対してプロとして当然である筈の研究や対策をまったく怠っていたとしか思えません。

2回目の対戦とはいえ、ここまで抑えられたとなると植え付けられた苦手意識は深刻で、少なくとも今季中は戸郷を攻略する事は叶わないと考えた方が良いかとすら思えます。

 

それにしてもジョンソンの今季の結果は内容も酷いものです。

ここまで4試合に投げて前回こそは7回3失点と試合は作ったものの未だに未勝利で防御率4.76、WHIP1.47と並の投手以下の数字が並びます。

原因不明の疾病や故障の影響があった2017年よりも酷い状況といえるもの。

これまで6年間に渡って私達に多くの喜びと感動を与えてくれた左腕に対して安易に「限界説」などを唱えたくはないですが…。

この不振はたんに「石原が相棒ではないから」「天気が悪かったから」というほとんどテンプレに等しい従来の説明だけでは不可解でしょう。