7回戦(カープ3勝3敗1分)
勝利投手 野村2勝
敗戦投手 大西1敗
セーブ投手 フランスア1敗3セーブ
(C)堂林8号①會澤3号
(S)宮本2号①
打点
(C)松山①長野①堂林①會澤①
(S)宮本①
投手
※数字は自責点
(C)野村①-一岡-塹江-フランスア
(S)大西②-星①-長谷川-久保①
先発野村は序盤、不安定な投球も中盤以降は2安打に抑え7回1失点。
打線は初回の松山の適時打で先制以降は残塁が続き5回に長野の適時打で勝ち越し。
終盤に一発攻勢で挙げた追加点を塹江、フランスアが守り今季初の3連勝。
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昨日、今季初の「火曜日の試合で勝利」に続いて今日はなんと「今季初の3連勝」。
次いでに言えばクローザーが2試合連続でセーブを挙げたのも今夜が初。
この時期になってこんな低レベルな事で、喜ばないといけない事実に下位チームの過酷さが身にしみますが…。
昨日、見事な逆転劇を見せたものの相変わらずの残塁の山を前にして今日は2番に堂林翔太を入れて不振の菊池涼介を7番で起用して望んだ打線。
それなりに得点が入った以上はまったく機能してないとは言い難いですが…。
プロ入り初登板初先発の大西広樹の前に昨日同様に残塁の山を築いていた以上は大当たりとも言えませんでした。
打てない打者を打順の隅へ追いやるだけだと入る得点は今日ぐらい程度が限界と言ったところでしょうか…?
一方、投手陣は2番手で登板して連続安打を浴びた末に1死も取れず降板し、何の為に登板したのかさっぱり分からない一岡竜司を除いて見事なリレーを見せてくれました。
コロナ対策で残業が減っているこのご時世に逆らうかのように、2試合連続で「定時退社」もせず7イニング以上登板を見せてくれた野村祐輔や、しっかりと今季チーム初の2試合連続セーブを記録したヘロニモ・フランスアは勿論ですが…。
その中でも多くのファンの心震わせる力投を2試合連続で見せてくれた塹江敦哉の活躍は特に素晴らしかったと思います。
昨日は、2死満塁でのピンチで好投したばかりか、まさかのイニング跨ぎですらこなしてベンチの采配ミスを帳消しにしましたが…今日は今日で前述の一岡が作った無死1塁2塁のピンチを連続三振含める好救援で凌ぐ離れ業。
ここ最近は開幕当初の勢いもなくなり、みるみるうちに防御率などの諸数値も悪化し、二軍落ちはほぼ確定的と思われていただけに、この内容と結果には驚愕すら覚えます。
これからこの先、この左腕がどのような活躍を見せてくれるかはまだわかりませんが、昨日と今日に渡る活躍は塹江という投手を思い出すうえで多くのファンの語り草になる事でしょう。
多少大げさかもしれませんが、私にはそう思えるぐらいに今日の塹江には感動させて貰った…という事です。