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カープと趣味の日記

08/08(土)○「今季もはやないと思われた結果」(カープ2020)

広島東洋カープ2-1阪神タイガース

7回戦(カープ3勝3敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大瀬良4勝1敗

敗戦投手 藤川1勝3敗2セーブ

セーブ投手 フランスア1敗4セーブ

 

本塁打

(C)長野3号①

(T)大山9号①

 

打点

(C)長野①坂倉①

(T)大山①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良①-塹江-フランスア

(T)西勇①-藤川①-ガンケル

 

先発、大瀬良は2回に本塁打を浴びるも中盤以降のピンチを凌いで7回1イニングの好投。

打線は長野の本塁打で初回先制も以降は西勇輝から得点出来ず。

7回裏の代打坂倉の適時打による勝ち越し点を塹江とフランスアが守り抜き2連勝で2カード連続勝ち越し。

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あまりにも絶望的な投手陣の惨状から「もはや今季見るかとはない」とすら思われていた1点差での勝利。

それが、既にシーズンの1/3を消化した段階の今日になってようやく実現されました。

1番の立役者はコンディション不良による登録抹消を得て復帰登板となった大瀬良大地。

実戦から遠ざかって半月近くの状態ですから、QSを守れれば御の字程度の期待しかありませんでしたが…相手の拙攻に助けられたとはいえ7回を1失点に抑えるという内容で好投手西勇輝との投げ合いを制する形となりました。

その西勇輝と対峙した打線は初回に長野久義本塁打で先制した以外はまったく得点の予感すらしない状況でしたが、その西勇輝がマウンドを降りた直後に相手のミスから坂倉将吾の適時打で勝ち越す事に成功しました。

7回に迎えた無死1塁3塁のピンチで大瀬良が抑えた事が効いた形です。

とはいえ、このチームにとって1点差のリードなどというのは脆弱極まりないブルペンを擁するカープにとっては実質的には敗北に等しいというのは多くのファンの共通事項でもあります。

しかし、大瀬良からマウンドを引き継いだ塹江敦哉とヘロニモ・フランスアは今週に入って救援にことごとく成功している今週の勢いを持続して今季もはやないと思われていた結果を残す事になりました。

もっとも、こんなチームでこんなシーズンですから彼らが今日のように抑えてくれる日々が続くとも思われませんが…。

また、今日で3試合連続でのセーブ成功となったフランスアですが、変化球が多めだった今日とほとんど直球だけで押した前回を比較すると同じ投手とは思えないぐらいに配球にバラつきが見られます。

前回マスクを被った磯村嘉孝と今回マスクを被った會澤翼の違いという事かもしれませんが、これだけ違うと見ている身としてはかなり戸惑ってしまいます。

やはり、まだまだ暗中模索の最中という事なのでしょうかね…。