吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

8/15(土)●「エースではない」(カープ2020)

阪神タイガース10-2広島東洋カープ

10回戦(カープ4勝5敗1分)

京セラドーム大阪

 

勝利投手 西勇3勝3敗

敗戦投手 大瀬良4勝2敗

 

本塁打

(C)鈴木誠12号①

(T)サンズ9号②

 

打点

(C)鈴木誠

(T)サンズ③ボーア③糸井①高山①熊谷①梅野①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良④-菊池保③-ケムナ-モンティージャ②

(T)西勇②-岩貞

 

先発、大瀬良は初回から失点を喫し立て直せず5回5失点で降板。

打線は鈴木誠也の2打点で序盤に得点も以降は続かず。

リリーフ陣も総崩れとなり攻守ともに圧倒される大敗。

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プロ野球史上2例目の先発打者から全員三振に加えて、新人としては球団史上58年ぶりの無四球で初完封という快挙を森下暢仁が達成したのが昨日。

素晴らしい試合の翌日は否が応でも期待は高まるというものでしたが、見事に攻守ともにボコボコにされる惨敗で一気に冷水をぶっかけられた気分です。

先発を務めながら序盤から失点を喫して、5イニングで自責点4とろくに試合を作ることすら能わなかった大瀬良大地には心底がっかりさせられます。

初回の鈴木誠也の腰が引けたような(にしか見えない)守備やジェリー・サンズの打球が足を直撃するハプニングに加えて3回の松山竜平の中学生でもやらないような最悪の捕球ミスなど同情する余地はいくつかあるかと思いますが、それにしても内容も結果も酷すぎます。

珍しく好投手相手に打線が得点を奪う事に成功していた状況を何ら活かせなかったばかりか、何よりも4試合に渡ってスタメンから外れていた糸井嘉男や、打撃が低迷していたジャスティン・ボーアといった選手たちに何度も何度も痛打されるという失態。

個人的には前田健太が退団して以降、「カープには何人かの主力投手はいてもエースはいない」が持論ではありますが、改めて大瀬良はエースと呼ぶに能う実力を持った投手に至っていないと改めて分かります。

もっとも、今日に関しては主力投手のそれですらありませんが…。

 

この大瀬良に続いて投球したリリーフ陣も長野久義の考えられないエラーにより降り掛かったピンチをしっかり防いだケムナ誠以外は論外の投球。

特に今季初登板のエマイリン・モンティージャに至っては昨年からなんの進化も進歩も見られない投球で、そもそもこの程度の投手をわざわざ支配下登録する必要が本当にあったのかと、球団の見識を疑いたくなるレベルです。

 

また、野手陣にしても先発が試合を作れない状況で好投手である西勇輝から得点を重ねるのは無理だとしても、上記の松山や長野などあまりにも幼稚なミスが多すぎました。

You Tube辺りで動画が上がっているので見てない方は是非見て欲しいですが、松山のエラーに至ってはあまりにも酷く、この回限りで懲罰交代させるべきと思えたぐらいです。

攻守ともに隙きをほとんど見せてくれない好投手と対戦しているという自覚も緊張感もあまりになさすぎるからこういう見る価値のまったくない試合を最高の試合の次の日に繰り広げてしまうのでしょう。

 

こういう弱いチームを応援する身としては今日のようにいちいち個々の選手のプレーを1試合単位で批判するのは無意味極まりない事というのはわかっています。

しかし、それでも言わずにはいられないほど今日は非常に腹立たしい試合だったという事です。