11回戦(カープ4勝6敗1分)
勝利投手 ピープルズ1勝1敗
敗戦投手 K・ジョンソン5敗
(C)堂林10号①
(De)ソト9号③
打点
(C)堂林①
(De)嶺井②柴田①佐野①倉本①梶谷①ソト③
投手
※数字は自責点
(C)K・ジョンソン④-菊池保-中田②-矢崎④-ケムナ
(De)ピープルズ①-平田-エスコバー-武藤-進藤
先発、ジョンソンは毎回走者を背負い中盤に4失点を喫し5回1/3でノックアウト。
打線はほとんど見せ場のない拙攻で堂林の本塁打による1得点のみ。
リリーフ陣も乱調で合計10失点を喫する大敗で4連敗。
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攻守ともにチームが完全に崩壊した事を改めて示すかのような大惨敗。
もっともこれは容易に想像できた必然。
試合を作れない先発、まったく機能しない打線に、果ては試合を一気に終わらせるだけのリリーフ陣と良いところがまったく見当たらず、ほとんど負ける為だけに試合に臨んでいるかのような選手ばかりが目立ちます。
堂林翔太が7年ぶりの二桁本塁打を放つという正直、些末極まりない出来事しかトピックがないのですから本当に悲惨さが際立ってきました。
ですからたいしてこの結果に驚きも嘆きもする必要はないでしょう。
しかし、今日の先発のクリス・ジョンソンに関しては本当に悲しいし残念です。
故障に泣いた2017年を含めても来日して以降の過去5年で乱調が年に片手で数えるぐらいしかないと思えるほどに安定感抜群だった投手が今季は好投を一度も見せる事すらなくなりもはや別人と言えるほどに変わり果てた姿になってしまったのですから。
今日も序盤こそ何とか凌いだものの4回に失点を喫すると6回途中で過去5年でほとんど見た記憶がない暴投による失点でQSすら出来ずにノックアウト。
多くのファンが思ったであろう長年の名バッテリーだった石原慶幸と組みさえすればという願いも、結局は儚い夢に終わり、不振の理由は単純にジョンソン自身の衰えであるという悲しい現実を改めて認識させただけになりました。
勿論、ここまで私を含めて多くのファンに25年ぶりの優勝をはじめ、数え切れない喜びを私達に与えてくれたこの沢村賞左腕がこのまま静かに消えてゆくとは思えませんし信じたくありません。
前途は大変厳しいですが、ジョンソンには意地を見せてくれる事を期待したいと思います。