08/23(日)○「不運な立ち上がりからの好投」(カープ2020)
12回戦(カープ5勝6敗1分)
勝利投手 塹江3勝1敗
敗戦投手 大竹1勝1敗
セーブ投手 フランスア1敗6セーブ
(C)鈴木誠13号①坂倉2号①
(G)-
打点
(C)鈴木誠①坂倉①
(G)坂本①
投手
※数字は自責点
(C)遠藤①-塹江-フランスア
(G)直江①-桜井-高梨-大竹①-中川
先発、遠藤は2回表以外の各回で走者を背負う投球も粘って7回1失点の好投。
打線は繋がりを欠き、鈴木誠也と坂倉の1発による2得点のみ。
1点差をリリーフ陣が守り抜き今季初のカード3連勝を決める。
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坂倉将吾の本塁打により勝ち越した直後の最終回…。
ボールをちゃんと見ているとは到底思えない意味不明な球審の不利なジャッジの連発にも関わらず、ヘロニモ・フランスアがなんとか抑えて今季初のカード3連勝を決める事が出来ました。
しかも、相手は優勝がほぼ確定している首位チームであるばかりか、最小失点での1点差勝利というおまけつきでまさに奇跡としか言いようがありません。
その奇跡の立役者というと、まずは7回1失点の好投を見せた遠藤淳志でしょう。
初回にいきなり降雨により試合が中断し、無死1塁2塁という危機を乗り越えた後も、与四球と苦しい投球ではありましたが、最小失点で7回まで投げ抜く好投。
最終的に、プロ初登板初先発の直江大輔相手にほとんど歯が立たなかった不甲斐ない打線のせいで勝ち星を逃したのが本当に本当に残念です。
勿論、ヒーローインタビューを受けた塹江敦哉の苦しみながらも耐え抜いた投球や、坂倉の起死回生の本塁打も素晴らしかったですが、この遠藤の結果に比べるとやはり霞んでしまいます。
この遠藤の好投によりこのカードは先発投手全員が7イニング以上を投げぬき、奪われた失点は僅かに4。
これだけ先発が作れば格上の相手でもある程度は渡り合えるという事を証明した形です。
もっとも、ここまでのこのチームの戦いぶりから考えると、この望外とも言える最高の結果が次節以降のカードで活きるかというと…過大な期待は禁物でしょう。
打線はムラっ気が大きすぎますし、昨日一昨日の失態を見る限りリリーフ陣の層はまったく改善されていません。
あまり浮かれても仕方ありませんが、まあ嬉しいですよねやっぱり。