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カープと趣味の日記

08/25(火)●「我儘気儘な週初め」(カープ2020)

横浜DeNaベイスターズ5×-4広島東洋カープ

12回戦(カープ5勝6敗1分)

横浜スタジアム

 

勝利投手 三嶋1勝1敗7セーブ

敗戦投手 塹江3勝2敗

 

本塁打

(C)-

(De)宮崎10号②

 

打点

(C)松山②長野①

(De)宮崎②戸柱①ソト①大和①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里③-菊池保①-ケムナ-島内-塹江①

(De)上茶谷②-国吉-山崎②-エスコバー-パットン-三嶋

 

先発九里は、序盤から不安定な投球で4回3失点で降板し2番手菊池保則も失点。

打線は5回表に代打松山の適時打を皮切りに反撃し、7回表に長野適時打で一時同点も勝ち越せず。

5番手塹江が2イニング目に捕まり9回裏にサヨナラ負けで連勝が止まる。

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先週末の読売からの奇跡的なカード3タテを経て臨んだ今週最初の試合。

序盤から3点を先行される試合でありながら終盤に追いつくという展開に持ち込みましたが…最終的には徒労感ばかりが残る惨敗になりました。

その徒労感の根本原因といえば2試合続けて同じ対戦相手に対してQSはおろか5回すら持たなかった先発九里亜連の低調な投球にあるでしょう。

7月半ば以降は7回までマウンドに上がる良い投球とまともに試合を作れない悪い投球を相互に繰り返してきましたがこれで2週連続の「悪い目」となりました。

このしわ寄せは早い段階から継投を余儀なくされたリリーフ陣に及び、最終的には週初めから投手4人を投入した挙げ句、虎の子の左腕である塹江敦哉が2イニング目もマウンドに上がった挙げ句、打たれて敗れるという最悪の結末に結びつきました。

少なくとも明日の試合がどれだけ接戦でも本来8回に投げる予定の塹江は投入するのは難しい訳ですから、今日の試合だけでなく今週の試合全体に大きな悪影響が出た事は否定できません。

これに限らず好不調の並があまりに激しい我儘気儘なところが目立つ九里のようなレベルの投手は週の初めの先発という重大な任務にはあまりに不適格な投手と改めて分かるというものです。

 

もっとも、サヨナラ負けをもたらした塹江のイニング跨ぎに関しては本人たちも認めるように明らかにベンチの失策。

九里が試合を作れず打線もようやく終盤に反撃をした影響でリリーフを投入しまくる結果となったうえに8回での塹江の球数が10球程度だった事が、投手を出来るだけ節約したいという卑しい考えに至ったすえにこの無様な結果です。

球数がどれだけ少なくとも登板前から肩を作るために何球もブルペンで投げ込んでいるうえに終盤のプレッシャーがかかる場面でのリリーフの労力をあまりに軽く見ているとしか思えません。

そんな事をベンチに気軽に命じられて卒なくこなせる投手などそれこそ現役時代の佐々岡真司監督ぐらいの事でしょう。

このベンチの無神経さといい、最終回で犠打を試みるも併殺打という最悪の結末をもたらした上本崇司といい、新人でもないくせに土壇場の場面でパニックに陥る人間がグランドにもベンチにも、このチームにはあまりに多すぎるという事です。