8/26(水)○「昨日の余波すらカバー」(カープ2020)
13回戦(カープ6勝6敗1分)
勝利投手 野村3勝1敗
敗戦投手 濱口3勝3敗
セーブ投手 フランスア1敗7セーブ
(C)鈴木14号①
(De)梶谷10号②
打点
(C)松山③鈴木①
(De)梶谷②
投手
※数字は自責点
(C)野村②-フランスア①
(De)濱口③-国吉-パットン①
先発、野村は5回表に同点弾を浴びるも粘りの投球で8回2失点の好投。
打線は松山の3打点の活躍で中盤に勝ち越しに成功も繋がりに欠け4打点。
野村の好投の後を受けたフランスアも最終回を守り抜き接戦を制する。
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昨日、サヨナラ負けを喫したうえに途中交代した西川龍馬が登録抹消で打線の中核が抜けるという大変重苦しい雰囲気がチームを覆う中で野村祐輔の投球は見事でした。
西川代役でスタメン出場した野間峻祥や、菊池涼介の攻守に助けられたりもしましたが、梶谷隆幸の一発で一時同点に追いつかれながらもテンポの良い投球で8回9奪三振1四球2失点の好投。
これは昨日、九里亜連の無様な投球と終盤パニックになったベンチのミスで僅差の場面で塹江敦哉を投入出来ないという昨日の余波すら吹き飛ばした訳ですから大きな価値があったと思えます。
前回こそ何故あの投球内容でQSだったのか分からない投球だっただけに意外でもあります。
一方、西川が抜けた打線は上手く先制点、勝ち越し点を取る事はできましたがそれも上記の野村祐輔の好投あってのもので全体的な繋がりは欠けている印象が大きいです。
しかし、守備の面で西川の代役を務めた野間は上記の通り攻守を見せた他に、打撃でも意外な事に2安打と活躍を見せました。
まあ、最後の最後で不可解極まりな盗塁失敗を見せて根拠も品の欠片もない「スキあらば野間」のスローガンを合言葉にするアンチの皆さんを喜ばせる余計なサービスを見せたのには閉口しましたが…。
また、打順のうえでの代役である堂林翔太も1安打を含む3度の出塁でチャンスメイクして、今日、3打点の松山竜平の活躍に繋げる貢献を見せてくれました。
とはいえ、3割を打っていた選手が抜けた穴はやはり埋める事は容易ではありません。
野間にしろ、同じく出番が増えるであろうホセ・ピレラにしろさほど安定して数字を出し続ける選手ではありませんから西川不在の影響はこれからジワジワと効いてくる事かと思えます。
また、最後に前述した野間の本塁への好返球後のプレーについて一言。
野間の捕球と送球は素晴らしいものでしたが、相手監督がリクエストに持ち込むほどの際どいプレーになった要因はむしろ會澤翼の捕球にあるかと思えます。
以前も腰が引けた捕球で完全にアウトのタイミングの走者の生還を許している事を考えれば浅い当たりでも相手チームが本塁突入を試みる意味はわかるというものです。
つまり、會澤の捕球のまずさは完全に狙われているという風にも見えます。
早急に改善して欲しいものです。