14回戦(カープ6勝7敗1分)
勝利投手 井納5勝3敗
敗戦投手 K・ジョンソン6敗
セーブ投手 三嶋1勝1敗8セーブ
(C)堂林12号①
(De)-
打点
(C)堂林①松山①
(De)嶺井①井納②
投手
※数字は自責点
(C)ジョンソン③-薮田-中田
(De)井納②-パットン-エスコバー-国吉-三嶋
先発、ジョンソンは2度のリードを守れず逆転を許し、6回3失点の投球。
打線は堂林の本塁打と松山の適時打で序盤に得点も好機を活かせず2得点に留まる。
リリーフ陣が無失点に抑えるも打線は終盤沈黙し惨敗でカード負け越し。
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低調を通り越して破滅的な投球が続いて開幕5連敗でもはや限界をとうの昔に超えてしまったクリス・ジョンソンは今日も敗れて開幕6連敗。
これは2007年に青木高広が記録して以来球団史上13年ぶりというもので大変屈辱的な記録となりました。
しかし、一方で途中で相棒である石原慶幸の負傷退場というアクシデントに遭遇しながら4試合ぶりのQSを記録もしました。
もちろん、2度のリードを守れなかったうえに投手である井納翔一に逆転の二塁打を許す失態もあり決して素晴らしい投球とはお世辞にも言えない投球ですが、今の彼の実力からすれば6回もった事はまずは前進と考えるしかありません。
4年前に外国籍の左腕としては初の沢村賞に輝くという球史に残る偉大な足跡を残した投手に求められる仕事がその程度のものというのは何とも寂しい限りですが現実はやはり受け入れなければならないわけで…。
一方、西川龍馬が抜けた打線は元々繋がりに欠けていたものが余計に分断が進んだ印象です。
特に、好機で尽く凡退した鈴木誠也と田中広輔が悪目立ちしています。
もっとも鈴木誠也に関しては昨日、本塁打を放ったほか今日は2塁打を放って一時逆転のお膳立てもしており数字を見ても決して不振とまでは言えません。
しかし、5試合で3打点はここ数年で精強を誇った打線の4番としてはやはり寂しさは感じます。
長野久義、松山竜平、堂林翔太と周囲を打つ打者にも恵まれていない訳でもありませんが、いまいち目立つものがない現状には本人も周囲ももどかしさを感じているかのようです。
田中広輔に関しては…悲しいですがもはやスタメンで出場して良い選手ではないというには分かりきった事実。
にも関わらず、中盤以降で彼に代打を出さないにはベンチのミスとしか言いようがありません。
上記でも書きましたが5回表の打席で1塁に走る途中で転倒したまま起き上がれず担架で運ばれた石原の状態は心配です。
あまりにも尋常な痛がり方ではないのでかなりの重症と見て良いでしょう。
選手としてのキャリアが終盤に差し掛かっている本人は勿論のこと、次回は再び相棒と組めない可能性が高いクリス・ジョンソンにとって大変痛い故障である事は言うまでもありません。