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カープと趣味の日記

8/30(月)●「そして絶望的な戦いは続く」(カープ2020)

広島東洋カープ5-3阪神タイガース

13回戦(カープ5勝7敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 岩貞4勝2敗

敗戦投手 フランスア1勝2敗7セーブ

セーブ投手 スアレス12セーブ

 

本塁打

(C)菊池涼6号③

(T)サンズ12号③

 

打点

(C)菊池涼③

(T)サンズ③大山②

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤③-塹江-フランスア

(T)秋山-岩崎-ガンケル-岩貞-スアレス

 

先発、遠藤は初回に3ランを打たれるも以降は1安打のみの投球で7回3失点。

打線は再三の好機を活かせず5回に菊池涼介の3ランによる3得点のみ。

延長10回表にフランスアが勝ち越し打を打たれて2連敗で2カード連続負け越し。

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先発の遠藤淳志は、初回にいきなり3失点を喫する酷い投球から2回以降は上手く立て直してくれました。

最終的には7回3失点で3試合連続でQS以上という素晴らしい結果を残しました。

それだけに4試合連続で勝利から見放されている現状はただただ残念。

原因は勿論、この間での援護点が累計でたったの6得点しかない打線にあるのは言うまでもありません。

今週に入ってたったの4安打2打点とあからさまに不振に陥っている鈴木誠也を筆頭にまったく繋がりがなく、今日も2回に意図のよく分からない松山竜平の暴走による走塁死など拙さばかりが目立ちます。

加えて不振で登録抹消され、2軍でもさほど活躍している訳でもない安部友裕を今季初打ったこともない1番でしかも最近はほとんど守ってすらいないサードで起用という意味不明な起用にも呆れさせられます。

恐らくは堂林翔太のコンディション不良によるものと考えられますが、それを差し引いても疑問しか残らない起用で起用された本人も困惑していたのが試合でのプレーで端々で、感じられるだけでした。

起用といえば、これに加えて前回監督も失敗を認めた塹江敦哉のイニング跨ぎという愚行をまたしても決行するというのはどういう神経なのか理解に苦しみます。

しかも、あれから1周間も経ってないそれこそ「舌の根も乾かないうちに」です。

指導者としての能力がないのはもはや仕方ないと諦めるしかありませんが、我が身可愛さに嘘まで平気で吐くとは…。

最低の行為だと思いますし、見損ないました。

 

2カード連続で負け越し、先週末の奇跡の3連勝を雲散霧消させた形で終えた今週でようやくシーズンは半分を消化。

正直、これだけ悪夢のような試合を何度も何度も見せられて、まだ折り返しというのは悲劇としか言いようがありません。

今週だけでも「主力の離脱」「4番の不振」「低調な打線」「塹江以外は未だ決まらないセットアッパー」「クローザーの乱調」と悪い要素を並べればきりがないのですから…。

加えて9月以降は13連戦+9連戦という超超過密日程。

「まだまだ半分だから巻き返しは出来る」という意見があるのならそれはあまりにも非現実的かつ無責任な暴論としか言いようがないでしょう。

大型連敗を何度も繰り返すような勢いで絶望的な戦いはまだまだ続く…という事なのです。