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カープと趣味の日記

09/02(水) ○「弱小チーム流の連敗脱出法」(カープ2020)

中日ドラゴンズ5-9広島東洋カープ

14回戦(カープ7勝6敗1分)

ナゴヤドーム

 

勝利投手 野村4勝1敗

敗戦投手 小笠原1勝3敗

 

本塁打

(C)ピレラ8号①菊池涼7号①會澤5号④

(D)-

 

打点

(C)ピレラ①菊池涼①會澤⑤田中広①

(D)

 

投手

※数字は自責点

(C)野村⑤-ケムナ誠-島内-塹江-フランスア

(D)小笠原⑥-又吉-山井-谷元-岡田②-ゴンサレス-木下

 

打線は初回にピレラと菊池涼介の連続弾で先制すると4回に會澤の満塁弾でリードを広げる。

先発、野村は2安打無失点で迎えた6回に崩れて5回1/3でノックアウト。

一時は6点差から1点差に迫られるもリリーフ陣が凌いで逃げ切り連敗を止める。

ケムナはプロ入り初のホールドを記録。

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攻守ともに奮わず敗れたばかりか、許しがたいベンチのミスも飛び出した昨日とは異なり今日は試合開始からド派手な展開。

正直、1番起用が今更感しか感じなかったホセ・ピレラがいきなり先頭打者本塁打を放つと菊池涼介も続いて14イニング連続無得点だったチームにたった2分程度で2得点が舞い込むと、4回には會澤翼の満塁弾で一挙に6点差で、とにかく中盤までに得点が入らないチームにしては珍しくまとまった得点を奪うことすらできました。

こうなると前回、前々回と試合を作った野村祐輔がどこまで頑張ってくれるかだけが注目…であった筈ですが6回に打者一巡の猛攻を許して一時は1得点差に迫られる苦しい展開に。

代わったケムナ誠も井領雅貴からあわや逆転満塁弾という痛打を浴びた瞬間に大逆転負けを確信したのは私だけではないでしょう。

その後は何とかリリーフ陣も総力を結集して凌いだすえに打線も8回に相手投手の自滅に乗じて追加点を挙げて連敗を脱出することはできましたが…改めてカープというチームが普通にそつなく試合を進めるという事自体が困難なレベルの弱小チームになってしまった事を実感すると共に徒労感ばかりが目立つ試合になったのは本当に残念です。

まあ、これだけ弱くて絶賛連敗中の弱小チームのファンが試合の内容を云々する事自体がおこがましいのかもしれませんが…。

 

しかし、それでも敗北を免れる事が出来たのはこれだけ恐慌状態に陥った試合を上手く収束させたリリーフ陣にあるかと思えます。。

特に、まさか6点差もある状況でベテランが突然、プロ入り初登板の投手のようにパニックになって打たれまくるなどという予想などしようがない状況でマウンドに立ち、苦しみながらも文字通り土俵際で踏みとどまったケムナ誠と、完全に試合の流れが相手チームにいっていた状況の7回で上手くかわしてみせた島内颯太郎についてはもっと評価されるべきでしょう。

今やセットアッパーとして活躍している塹江敦哉と同じく彼らも開幕前は存在自体を忘れられていたも同然の投手でしたが、こういうチーム状況で今日のような結果を見せられた事が自信になれば良いのですが…。

まあ、それもこの弱い弱いチームにとっては儚い夢…なんでしょうね。