15回戦(カープ5勝8敗1分)
勝利投手 -
敗戦投手 -
セーブ投手 -
(C)-
(De)ソト10号①
打点
(C)松山③田中広①ピレラ②菊池涼介③長野②堂林①
(De)ソト④嶺井①倉本③梶谷③
投手
※数字は自責点
(C)森下③-中田-菊池保③-薮田-ケムナ①-島内③-塹江-フランスア
(De)井納⑤-伊勢-平田-山崎③-石田②-三嶋②-エスコバー
先発、森下は3回表に連打を浴びて3回5失点でプロ入り最速で降板しリリーフ陣も失点を重ねる。
打線は4回裏に一挙5得点の攻撃を見せ7回裏以降でも7得点で土壇場9回裏で追いつく。
両チーム33安打が飛び交う乱戦で延長突入も決定打なく引き分けに終わる。
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今季の特別規定で延長戦が10回までと決まっているにも関わらず5時間超えという大変長く密度の濃い試合となりました。
何しろお互いに33本もの安打が飛び交い、5点差をつかられたと思えば追いつき、そこから4点差に突き放されたかと思えば1点差に迫り、更に4点差を追いつくという一息に説明するだけで苦労するような錯乱とも呼べる内容なのですから。
しかも最終的にはお互いに大型連戦の序盤で投手陣を完全消耗した末に引き分けというまさに痛み分けという結果。
このカードの結果がどうなるかは分かりませんが、これだけ徒労感が残る試合をしてしまった以上は、少なくともこの大型連戦で両チームともに大きく勝率を落とす可能性は高いように見えます。
まあ、異例づくしで開幕したうえに超超過密日程という異常なシーズンの中で実績がないにも関わらず活躍を見せてくれていた森下暢仁は勿論、やはり期待以上の活躍の島内颯太郎にしても決して責められるものではありませんが…。
もっとも、前節では2試合の完封負けを喫した打線は今季3戦3敗と苦手にしている井納翔一相手によく追いつきましたし、その後のブルペン崩壊で再三に渡って大きなビハンドを背負った状況で最終的に引き分けに持ち込んだというのは鬱憤晴らしとしてはなかなか痛快ではありました。
特に7回裏にあわや同点という場面で3塁コーチズボックスにいた廣瀬純が考えられないような指示ミスを犯して同点の走者を本塁憤死させて逆転の芽を潰したうえに直後に島内颯太郎が打ち込まれて試合の流れを手放しかけていただけに以降の攻撃での同点劇は相手投手の自滅があったとはいえ驚異的の一言。
まあ、それが投手陣がほとんどまともに抑えられないような試合で出たからと言って、今さら何になると問われればそれまでですが…。
ところで廣瀬はいつぞやの菊池涼介の本塁への暴走同様に、走者を中途半端な指示で混乱させた挙げ句、憤死させるミスをまたしても繰り返した事になります。
これは得点の好機を潰すだけではなく、際どい場面でのプレーにおいて走者の大怪我にも繋がりかねない危険極まりない行為でしょう。
また、これだけ指示ミスが多いと残念ながら彼は選手からはまったく信頼されていないとしか思えませんし、もはや3塁走塁コーチという攻撃場面では重大な役割を果たせる能力はないと断じるしかありません。
重大な事故が起こる前に早急に別のコーチと配置転換をする事が強く望みます。