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カープと趣味の日記

9/22(水) ●「格の違い以前に」(カープ2020)

読売ジャイアンツ5×-4広島東洋カープ

14回戦(カープ5勝8敗1分)

東京ドーム

 

勝利投手 デラロサ2勝13セーブ

敗戦投手 フランスア2勝3敗9セーブ

 

本塁打

(C)長野5号③

(G)岡本22号②

 

打点

(C)長野③松山①

(G)松原②岡本②吉川①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤④-中田-ケムナー塹江-フランスア

(G)菅野③-デラロサ

 

先発、遠藤は3回裏に先制を許すと5回に逆転弾を浴びて4失点で降板。

打線は4回表に長野の逆転3ランが飛び出すも以降は沈黙。

9回表土壇場で追いつくも9回裏にフランスアがサヨナラ打を浴びて3連敗。

長野は球団史上8500号本塁打と史上39人目の全球団から本塁打を達成。

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今日、先発の遠藤淳志は今季の若手投手の中で最も活躍を見せている投手ではあります。

しかし、ここ1ヶ月以上に渡って勝ち星から見放されて僅か2勝で防御率は4点台とお世辞にも高レベルとはいえない成績ではあり、目下開幕から11連勝中の相手先発の菅野智之に比べると格の違いは否めません。

それでも久しぶりに試合を作ってくれれば…とはと思ったもののそれは儚い願いに過ぎませんでした。

課題の初回こそは凌いだもののアベコベに以降はイニングを追うごとに悪くなっていくような投球。

長野久義による劇的な逆転弾で勝利投手の権利を目前にした5回裏に岡本和真からの逆転弾でひっくり返されての降板と改めて限界を見せつけた形です。

こうなると一方的な展開になると思われましたが、リリーフ陣が何とか凌いで9回表に松山竜平の適時打で追いつき菅野の開幕12連勝を阻止するという粘りは見せました。

最終的には9回裏にヘロニモ・フランスアが2死から考えられないような牽制悪送球でピンチを広げてサヨナラ打をあっさり浴びて敗れはしましたが、上記の先発の格の違い以前の酷さのわりにはなかなかの健闘ではあったと思えます。

特に4回表に出た長野の逆転弾は球団史上8500本目の本塁打であると共に、自身プロ野球史上39人目の全球団からの本塁打達成と大変劇的なものでありました。

全球団からの本塁打といえば交流戦が始まって以降はさほど珍しい記録ではなくなりましたが、過去移籍した選手がカープ戦で達成する事はあってもカープの選手が前所属球団相手に達成したのは史上初ですから大変歴史的な一打であると言えるでしょう。

しかし、これだけ劇的なものがあっても試合はあっさり敗れてしまうのもまた今季のカープならでは。

これは前日にいった選手の実力差は勿論ですが、もはや目的もなくシーズンを消化しているだけのチームであるが故のモチベーションの低さゆえという事なのでしょうか。

惜しいといえる試合ではある一方でやはり寂しいものです。