吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

09/29(火) ●「戦う前から負けていた」(カープ2020)

広島東洋カープ6-1読売ジャイアンツ

16回戦(カープ5勝10敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 菅野12勝

敗戦投手 遠藤2勝4敗

 

本塁打

(C)-

(G)-

 

打点

(C)田中広①

(G)松原①坂本①若林②ウィーラー①岡本①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤③-中田②-中村恭-菊池保-島内-一岡①

(G)菅野①-鍵谷-高梨-中川-ビエイラ

 

先発、遠藤は3回に逆転を許すと以降も安定を欠き5回3失点。

打線は初回に田中広輔犠飛で先制も以降は拙攻で1得点に留まる。

攻守で見せ所がない試合展開で惨敗を喫する。

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開幕以来、リーグ記録となる11連勝を挙げ向かうところ敵なしの菅野智之

この現在、球界でもっとも対戦したくない投手相手に2週連続で相対する事となった遠藤淳志は改めてプロとして同じ土俵に立つ事すら能わないと思えるぐらいの格の違いを見せつけられました。

もっとも劇的な逆転弾を台無しにしてファンを失望させた前回も含めて、今月に入って3試合連続でまったく試合が作れない状態が続いていた中で今回は5回3失点ですから比較的良かった方かと思います。

これが劇的な反撃の開始にはなり得ないとは思いますが…。

 

前回対戦時に長野久義の劇的な本塁打で一時は逆転に成功した打線の方は今日はまったく菅野に歯が立たず開幕12連勝の日本記録をあっさり達成させる事に協力しました。

見せ場と言えば初回の大盛穂の3塁打程度の事でそれ以外は戦う姿勢すら感じられませんでした。

5回裏に手心を加えて貰ったかのように得た無死2塁3塁という好機においても得点の気配すらしない事からもそれは明白です。

特に前述の好機でも凡退した他、3番に「降格」となって以降は無安打と完全にやる気を失ってしまったかのような鈴木誠也の打席での無気力な振る舞いには心底ガッカリさせられました。

自身の不振やチームの低迷など非常にモチベーションが上がりにくい気持ちは分からなくはないですが、自他ともに認めるチームの中核としての自覚がさほど感じられないのは本当に残念です。

チームが低迷期にあっても黙々と結果を残し続けて今や球界を代表する打者となった相手チームの4番である岡本和真とは完全に水を開けられてしまったのは疑いようのない事実。

残り40試合を切った状況で残された時間はありませんが、決してそうでない事を結果で彼が見せてくれる事を祈ります。