20回戦(カープ10勝9敗1分)
勝利投手 中村祐3勝2敗
敗戦投手 清水1勝1敗
(C)西川5号①鈴木誠③西川6号①
(D)-
打点
(C)西川②鈴木誠③
(D)-
投手
※数字は自責点
(C)中村祐-ケムナ-フランスア
(D)清水④-又吉-木下雄-マルク
先発、中村祐太は7安打を浴び毎回走者を背負うも7回を無失点で投げきる。
打線は4回裏に西川の本塁打で先制すると5回裏には鈴木誠也の3ランで突き放す。
8回以降はケムナとフランスアが抑えて連敗を3で止める。
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新人王を目指す森下暢仁の勝ち星がかかった昨日に比べると正直、興味をそそる要素がほとんど皆無な正真正銘の消化試合。
先発の中村祐太は初回から安定しているとは言い難く最終的に被安打7を浴びるという投球。
内容的にはこちらに序盤はチャンスらしいチャンスを作らせなかった相手先発の清水達也の方が遥かに内容的に優れていたように見えただけにこの結果は意外としか言いようがありません。
中村祐太は今季、失点のほとんどが被本塁打である一方で、得点圏での被打率が低いのですが今日も要所で抑える事が出来たのが功を奏したようです。
とはいえやはり内容と結果を比較すると不可解かつ薄気味悪い投手です。
正直、主力としての活躍を期待出来るレベルの投手とはお世辞にも言い難いですが、何とかこの調子でシーズン終盤までQSを続けて欲しいものではあります。
一方打線はさほど繋がりはありませんでしたが、西川龍馬と鈴木誠也の二人が全打点を叩き出す活躍を見せてくれました。
中でも西川は今日が意外にもプロ入り初の1試合2本塁打。
試合終了後のヒーローインタビューではインタビュアーの不手際でほとんどこれと言ったコメントを残せませんでしたが、主力として活躍を期待されている選手に相応しい活躍と言えるでしょう。
とまあ、連敗を止めたとはいえ、この試合に関してはこれぐらいの感想しか思い浮かびません。
というのも、昨日のようにタイトルがかかっている絶対に勝って欲しいという試合で無様な試合を見せている以上は、特に印象に残すほどの価値がこの試合にはないからです。
無茶な要求なのは承知ではありますが、要するに5打点挙げた打線や綺麗に抑えたリリーフ陣にはこう言わざるを得ないという事です。
「それ昨日やれよ」と。