吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

10/30(金)○「灯が消えた日に」(カープ2020)

中日ドラゴンズ3-17広島東洋カープ

21回戦(カープ11勝9敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 床田4勝8敗

敗戦投手 谷元1勝2敗

 

本塁打

(C)堂林14号②鈴木誠25号②田中広8号③

(D)阿部13号②

 

打点

(C)松山①鈴木誠③大盛④田中広④堂林③三好①

(D)阿部②A・マルティネス①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田③-菊池保-中村恭-田中法

(D)ロドリゲス-又吉-谷元④-藤嶋④-佐藤⑦

 

先発、床田は3回まで無安打投球も中盤に3失点を喫し6回で降板。

打線は序盤相手のミスで先制し1点差の7回表に鈴木誠也と大盛の適時打で逆転。

7回以降3イニングで15得点の猛攻を見せて大勝し3連勝。

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早々に首位チームが優勝マジックを点灯させておきながらパ・リーグは勿論、海の向こうではワールドシリーズの優勝チームまで決まっても尚、優勝チームがなかなk決まらないセ・リーグ

今日は遂にその灯が消える日となりました。

また、同時にリーグ3試合全てが優勝マジックに関わるという奇特な環境での試合でもありましたが、そういう日に限って今季最多得点で大勝するというのも何とも皮肉な話です。

ここ1週間以上不振を極める無気力な打撃が続く鈴木誠也が今季2度目のスタメン落ちし、松山竜平を7番に下げるというなかなかドラスティックな打線の組み換えで臨んだ打線でしたが6回まではまったく機能しませんでした。

序盤に2点を先行したものの、いずれも相手のミス絡みで譲ってもらったも同然の代物で僅かに2安打。

先発の床田寛樹もQSは果たしたものの中盤にあっさり逆転を許してしまい、リリーフ陣がカープより遥かに充実していて6回までにリードを奪えば今季は37試合負けなしだったドラゴンズが相手ですから6回が終わった時点で試合は事実上終了した筈でした。

しかし、その後は代打で登場した鈴木誠也の適時打で追いつくと大盛穂の適時打で逆転に成功しその後もこれまでの貧打が嘘のような猛攻を見せてくれました。

ちなみに打線が不振を極めた直近6試合で奪えた得点が僅か10得点ですから今日は終盤のたった3イニングだけでそれを遥かに凌ぐ得点を奪った計算になります。

 

なんというかまあ…妙な試合になってしまいました。

 

勿論、鈴木誠也堂林翔太の見事な一発や大盛穂の大活躍は素晴らしいですが正直、これが今更何になるのか問われるとなかなか答えに詰まるものがあります。

そもそも久しぶりの活躍を見せた鈴木誠也に関してはタイトル争いにさほど関心も熱意もないのですから今日の活躍が大きな意味を持つとは思えませんし…。

また、久方ぶりの思わぬ大勝に気を良くした監督は「この勝ちは大きい」などとほざいていますが何をもってしてそんな脳天気な事が言えるのかまったく理解できません。

まあ、強いて言うなら大きな価値と呼べるのは大盛が決定的な仕事を2度も見せた事ぐらいでしょうか。