4回戦(カープ1勝3敗)
勝利投手 田口1勝2敗
敗戦投手 森下2勝2敗
セーブ投手 石山6セーブ
(C)-
(S)-
打点
(C)長野①
(S)中村①川端①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-コルニエル-大道
(S)田口①-清水-マクガフ-石山
先発、森下は3回以降は毎回走者を背負い終盤に逆転を許すも7回2失点。
打線は4回裏に長野の適時打で先制以降は再三の好機を潰して1得点。
打線の拙攻が響いて逆転負けでカード初戦を落とす。
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前回登板でプロ入りワーストとなる5失点を喫した森下暢仁。
今日は、中盤以降では走者を背負い続ける投球の末に最後は力尽きて逆転を許してしまいましたが、それでも7回2失点と十二分な程に試合は作ってくれました。
ちなみに森下はプロ入り22試合目にしてこれがなんと初の連敗。
悔しい結果になってしまいましたが前回の降板を引きずらずに投げ抜いてくれたのはやはり素晴らしいの一言です。
今日も勝利に値する投球でしたが自身ここ3試合の登板で得られた援護点はたったの3得点ではどうしようもありません。
一方で、先週の貧打を女々しく引きずり続けているのが打線。
ここまで8番ショートに居座り続けていた田中広輔がようやくスタメンから外れて三好匠を先発に据えたものの劇的な変化はなくわずか1得点で田口麗斗に故郷での移籍後初勝利をプレゼント。
とはいえこれは当たり前の事でしょう。
そもそも田中広輔のような攻守走全てにおいて衰えを隠せない選手からスタメンを奪える可能性を見せた選手が春先から皆無な程度の選手層なのですから。
現に2番に据えたのはこれまた悲惨な打率しか残していない堂林翔太のような選手なのですから本当に本当に人材がいない状況なのが手にとるように分かるというものです。
また、このチームの得点機での勝負弱さについても相変わらず改善の兆しすら感じられません。
特に試合終盤の好機であっさり三振に倒れた鈴木誠也に至っては、今季はまったく得点圏での怖さが感じられず頼りなさばかりが目立ちます。
彼が優秀な選手である事は疑いの余地はありませんが、岡本和真や大山悠輔に村上宗隆など他チームの若く魅力あふれる四番に比べれば遥かに見劣りしてしまっているように改めて感じます。
もっとも、ここぞの好機でのひ弱さを感じるのは他の選手もまったく同じ事です。
結局のところ、今週も貧打は続くことは示されました。
まともに試合を作れる先発が限られている状況でこういう試合を落としてしまった以上は早くも大崩壊の始まりを予感させます。
現状、ベイスターズが10試合勝ち星なしとなっていますが我々も遠からず同じ事態になるでしょう。