9回戦(カープ4勝4敗1分)
勝利投手 サンチェス2勝2敗
敗戦投手 高橋昴也1勝1敗
(C)-
(G)-
打点
(C)-
(G)中島①炭谷①亀井②
投手
※数字は自責点
(C)高橋昴①-中田①-コルニエル-大道②
(G)サンチェス-高梨-桜井-大江
先発高橋昴也は先制された4回表以外は安定した投球で6回投げて1失点の好投。
打線は7安打も好機すら作れない拙攻で無得点。
9回表に大道が失点して試合を決められ引き分け挟んで6連敗。
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9連戦で僅か1勝、というよりゴールデンウイーク及び5月は1勝も出来ていない異次元の弱さを見せつけているカープ。
昔から鯉のぼりの季節にあって5月5日の「こどもの日」は、8月6日と並んでカープにとっては特に勝利が求められる日の筈でしたが…その責務を理解している選手はたったの一人だけだったようです。
今日、先発の高橋昴也は2回を無安打に抑えながら試合途中で雨天ノーゲームに終わった前回登板から中3日というコンディション調整が非常に難しい状況でしが、先制点を許した4回以外は安定した投球を続けて被安打4与四球1で6回1失点という見事な投球を見せてくれました。
しかし、故障から劇的に復帰したこの左腕がこれほどの奮起を見せているにも関わらずまったく援護をしようともしない打線によってその頑張りも無駄になりました。
のみならず、本来なら復帰登板から3連勝を飾ってもおかしくない投球を継続しているのも関わらず打線の度重なる裏切りにより好投を台無しにされている状況。
ここまで来ると野手陣の人間性すら疑いたくなるレベルでファンのみならず本人もこの現状には非常に不満ではある事でしょうが、何とか何かの気まぐれで打線が援護していくれる事を願って次回以降も耐えて欲しいとは思います。
上記の通りゴールデンウイークに入ってからは全ての試合で3得点以下と最悪を尽くしている打線は今日に至っては低調さに更に磨きがかかって来た印象です。
なにしろ、とにかく長打と好機での1本が出ないというチームが今日はその好機すらほとんど作れなかったのですから。
特に鈴木誠也、松山竜平、西川龍馬の順番に並び変えたクリーンナップは鈴木誠也のショボい内野安打の1安打のみと惨たる有様で試合中寝ていたのかと思えるほど。
また、打てないならせめて守りでと言いたいところでしたが、7回表に羽月隆太郎の近所の河川敷でやっている草野球でも滅多にお目にかかれないような落球で失点したり、9回2死2塁3塁で謎の外野前進守備を仕掛けて外野フライを適時打にするなど信じられないようなミスも連発。
羽月の落球に関しては直後に同じく西日が目に入った相手チームのセンターが危ない場面を見せた事から同情する声も散見されますが、まったくの無意味な擁護にすぎないでしょう。
むしろ、「西日が強かったから」「本職は内野手だから」などとくだらない言い訳で自責点を記録された中田廉があまりにも哀れというものです。