3回戦(カープ3敗)
勝利投手 早川7勝2敗
敗戦投手 高橋昴2勝2敗
セーブ投手 松井1敗17セーブ
(C)-
(E)茂木9号②
打点
(C)林①クロン②宇草①
(E)茂木③小深田①島内①
投手
※数字は自責点
(C)高橋昴③-コルニエル-高橋樹-中田②-菊池保①-塹江
(E)早川②-安楽-坂居-ブセニッツ②-松井
先発高橋昴は初回から安定せず4回3失点で降板。
打線は中盤から反撃するも及ばず4得点に留まる。
リリーフ陣も打ち込まれる展開で惨敗を喫し4連敗。
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ただでさえ選手層が薄くなっている状況でリリーフ陣の消耗や、ベンチの度重なるミスもあり珍しくセ・リーグの奮闘が目立つ今季の交流戦にあって昨日の森下暢仁に続いて、同じくコロナウイルスの濃厚接触者となり登録を抹消されていた高橋昴也が今日の先発。
森下同様に20日以上試合から離れたうえに隔離生活によりまともに練習もできてない状況での登板は期せずして花咲徳栄高校時代に対戦し敗れた経験がある早川隆久との対戦ともなりました。
しかし、最初から最後までコントロールも球威も今一つで、新人ながら勝利数がパリーグ最多を誇る早川と水をあけられる事に…。
しかし、こればかりは仕方ありません。
元々、経験が浅いにうえにトミージョン手術から復帰した矢先で不幸な出来事で登板から遠ざかっていたという状況でいきなり好投を望むのは無理というものです。
難しいかもしれませんが次回以降の立て直しに期待したいと思います。
一方、打線はコロナウイルス陽性による離脱から二軍での調整を経て鈴木誠也が3番で復帰を果たしましたが、これまた音無しで小園海斗や林晃汰が躍動した打線にあってむしろ打線のブレーキになっただけでした。
しかし、これに関しても当然の事でむしろ、森下暢仁や菊池涼介のように実戦から離れた状況でいきなり活躍を見せるのが異常で、やはり「並の選手」ではそうはいかないという事でしょう。
この鈴木誠也は復帰初戦が単なる顔見世に終わり、菊池涼介や西川龍馬も3人合わせてわずか3安打という状況の中で得点をチームにもたらしたのは冴えないチーム状況にあって一服の清涼剤となっている小園、林、宇草孔基の若手トリオ。
林に至ってはケビン・クロンと並んで猛打賞の大活躍でコンディション不良で離脱した松山竜平と不振の堂林翔太二人分の役目を十分に果たしていると言えます。
守備の面ではとんでもない判断ミスによるフィルダースチョイスで失点を招くなどミスも多々見られますが今はひたすら伸び伸びとプレーを続けてほしいものです。
それにしても今週はリリーフ陣の崩壊に守備のミスの連発という要素が目立ちました。
リリーフ陣についてはチーム内クラスター発生の影響もあり、試合を作るどころか5回すら持たせられるまともな先発がいない状況により、消耗を余儀なくされている以上はある程度は仕方ないとして…。
昨日、犠打だけで3失点を喫するというプロ野球チームとは思えない低調さを見せ、今日も今日で前述のような判断ミスが目立った内野守備についてはそうは言えないでしょう。
むしろ、チーム内クラスター発生の有無は関係なく一体普段からこのチームのコーチはどういう指導をして選手たちはどういう練習をしているのか疑問しか残りません。
もはや、ここまで転落したチームに勝利を期待するなど無意味極まりない行為ですが、せめて様々な困難を乗り越えて観戦に来ているファンにプロとして最低限説得力のあるプレーは見せて欲しいです。