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カープと趣味の日記

06/13(日)●「奇跡の後の落胆」(カープ2021)

オリックスバファローズ9×-8広島東洋カープ

3回戦(カープ3敗)

 

 

勝利投手 ヒギンズ1勝1敗2セーブ

敗戦投手 栗林1敗11セーブ

 

本塁打

(C)菊池涼6号①鈴木誠8号①

(Bs)杉本13号②

 

打点

(C)菊池涼②曾澤③小園③鈴木誠

(Bs)杉本③吉田正①ロメロ②伏見②

 

投手

※数字は自責点

(C)高橋昴⑧-菊池保-島内-高橋樹-栗林①

(Bs)増井②-山田-富山①-K-鈴木③-ヒギンス

 

先発、高橋昴は立ち上がりから乱調で2回1/3 8失点でノックアウト。

打線は序盤に4得点して以降は沈黙も9回土壇場で3点差を追いつく。

9回裏に栗林がプロ入り初の失点を喫しサヨナラ負けで7連敗。

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今週、6連戦のうち実の5試合を無観客で戦う事となったカープ

昨日、今日と無人の場内に録音した応援歌が反響して不協和音として響き渡る様子は、2年ぶりとなった今季の交流戦においてこのチームが最後までコロナ禍に翻弄され続けたのを表しているようです。

 

試合の方は珍しく初回から纏まった先制点を得たにも関わらず、先発が試合を壊した3回以降は惰性で試合を続けて敗戦を待つだけの筈でしたが…。

8回表の鈴木誠也の久方ぶりの本塁打を皮切りに終盤2イニングで4点差を追いつく奇跡を見せてくれました。

しかし、最後はプロ野球記録となるプロ初登板以来22試合に渡って無失点を続けて来た栗林良吏が打たれてサヨナラ負けという結末。

これで交流戦は開催されなかった昨年挟んで2季連続で最下位となり歴代最多記録にも並んだばかりでなく試合数の関係から「-1.0ゲーム差」という大変珍しい状況でリーグ戦も最下位転落となりました

まあ、これだけ弱いのですから今更落胆するほどの事ではないのですけれども…。

 

むしろ、ライオンズの平良海馬が同日に開幕からの無失点の日本記録を更新した事もあり栗林の記録が途絶えた事の方が余計に残念に感じます。

もっとも、ここまで低迷に歯止めがかからないチームにあって栗林の活躍の素晴らしさは変わることはありませんし、むしろ私含めて大多数のファンが彼に対すしては労いの気持ちしかありません。

そもそも一人の投手がいつまでも得点を奪われないのは不可能ですし、8回までほとんど試合を放棄したも同然だった打線がいきなり追いつくという状況でしたからブルペンでの調整も難しかったかと思います。

同じ新人の森浦大輔や大道温貴も既に少なくない失点を喫してはいますが、その後も何とか1軍に踏みとどまっています。

同様に打たれて以降の栗林の立て直しに期待したいものです。

 

その反面、そうとは言えないのが先発の高橋昴也。

前回登板に続いて今日も試合を作るどころかはっきり言って投球にすらなっていない結果と内容で、もはやこれ以上一軍で投げさせる意味はないでしょう。

トミージョン手術からの復活を期して徐々に良い投球を見せてくれていたにも関わらず打線の低迷に加えて、コロナウイルス濃厚接触者となりチームから離脱した事で完全に調子を崩してしまったようです。

しかし、これについては責められないでしょう。

あの森下暢仁のような投手ですら同じ状況から復帰後は苦しい投球が続いているのですから、ましてやプロ入り以降はまともにローテーションで活躍した事がない投手にそれ以上を求めるのは酷な事です。

残念ですが、二軍で当面は調子を取り戻して戻ってきてもらうのが本人にとってもチームにとっても最善かと思います。

 

打線に関しては、久しぶりに先制したばかりか、終盤に驚異的な追い上げを見せてはくれました。

しかし、注目すべきは上位打線を羽月隆太郎、小園海斗、坂倉将吾と若手を抜擢していずれも得点に絡む活躍を見せた事実かと思います。

特に3番に入った小園は9回表に2死から起死回生の同点打を放つなど猛打賞と3打点の大活躍。

しかし、このような小園の中軸での起用は多くのファンにとってはこの試合の4試合ほど前から盛んに議論されていたのですから、「今更」という感想もあるかもしれません。

昨日の見るに堪えないスタメンなど、このチームの変化ははっきり言って「周回遅れ」という事なのです。

交流戦とリーグ戦の最下位はコロナ禍関係なく当然の帰結なのかもしれません。