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カープと趣味の日記

07/03(土) ●「せっかくの紫紺のユニフォームが…」(カープ2021)

広島東洋カープ0-5阪神タイガース

9回戦(カープ3勝6敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 伊藤将5勝4敗

敗戦投手 大道3勝2敗

 

本塁打

(C)-

(T)マルテ14号①

 

打点

(C)-

(T)マルテ③サンズ①糸原①

 

投手

※数字は自責点

(C)大道①-森浦-コルニエル①-バード③-ケムナ

(T)伊藤将-齋藤-及川

 

先発、大道は2回以降毎回走者を背負う投球で5回1失点。

打線は、4回までノーヒットの貧打で坂倉の走塁ミスもあり4安打無得点。

リリーフ陣も終盤に打ち込まれて試合を決められ完封負け。

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広島カープと言いますと「赤ヘル軍団」で知られる通りチームカラーは赤色なのは周知の事実ですが、球団旗を見れば分かる通り創設当初から使用されているもう一つのチームカラーは紺色でもあります。

しかし、今日のカープの選手たちが身にまとったのは紫紺。

即ち、同じ広島を本拠地とするサンフレッチェ広島のチームカラーです。

今日の試合はそのサンフレッチェ広島とのコラボレーション企画として球団創設70年にして初めて赤でも紺でもない色を基調としたユニフォームを着ての試合となりました。

他球団が赤色のユニフォームを使用しただけでもブーブーと文句を垂れる人間が多いカープファンですから、このユニフォームは賛否両論かと思います。

しかし、同じ広島という土地でこれまでもこれからも活動を続ける両チームがこのような形で共同企画を行うのは素晴らしい事。

是非ともこの試合以降も同じような企画を定期的に続けて欲しいものです。

もっとも、この特別仕様のユニフォームのレプリカは数量限定の抽選販売で残念ながら私は入手する事が出来ませんでしたが…。

せめて受注生産にして欲しかった気もしますね…。

 

そんな特別仕様のユニフォームを纏って一戦は結果も内容も散々な惨敗。

先発の大道温貴は2回以降毎回走者を背負い、いつ前回同様に大量失点を喫しても何の不思議もない投球でしたが何とか5回1失点でまとめてはくれました。

昨日同様に序盤から打線の援護があればQSを目指す事も出来たかと思うだけに残念です。

一方で、打線は上記の通り昨日と打って変わってまったく得点の予感が漂わない貧打に終始しました。

5回裏にあった唯一の好機も坂倉将吾の幼稚な走塁ミスと相手の好プレーで潰してしまう体たらく。

まあ、元来安定して得点が出来るような能力のあるチームではないので、こいいう事は今後も起こりえる事です。

どこかのキャプテン様が昨日のヒーローインタビューで言い放った「今は野次ばかりだから以前のような声援溢れるスタジアムにしたい」なんて戯言は夢のまた夢という事でしょう。

 

不安定といえば、リリーフ陣もロベルト・コルニエルとカイル・バードが揃って失点を喫して試合を終了させました。

とはいえこの二人は元々良い時と悪い時の差が非常に激しいさほど信頼におけない投手ですからこういう事態も妥当な事かと思います。

むしろ、試合をまったく見てなかったのかどうか分かりませんが、滅多打ちにあうバードを試合が壊れるまで放置し続けていたベンチがここでは問題でしょう。

仮にバードを早々に諦めて失点を最少で防いでいたとしても結果は同じだったかもしれませんが…せめてこういうところだけはまともな起用を見せてみろと言いたいです。

 

残念ながら素晴らしい企画から生み出されたユニフォームでの試合は散々な結果になりましたが…勿論、この試合と結果と内容は決して紫紺のユニフォームのせいではありません。

そもそも紫は聖徳太子が定めた冠位十二階やその後に成立した七色十三階冠においては最上級を表す高貴かつ縁起の良い色。

それを纏ってこんな試合しか出来ないのですから、単純にカープというチームのフロントやベンチがアホで選手が揃いも揃って下手くそしかいないだけ…という事です。