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カープと趣味の日記

07/07(水) △「残る虚しさ」(カープ2021)

広島東洋カープ3-3横浜DeNAベイスターズ

13回戦(カープ6勝5敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

本塁打

(C)中村奨2号①鈴木誠

(De)佐野8号①ソト14号②

 

打点

(C)中村奨①鈴木誠①菊池涼①

(De)佐野①ソト②

 

投手

※数字は自責点

(C)九里③-ケムナ-コルニエル-栗林

(De)今永②-エスコバー-山崎①-三嶋

 

先発、九里は4回表に2本の本塁打を浴び6回3失点の投球。

打線は6回裏に中村奨成の本塁打から反撃し8回裏に同点に追いつく。

8回裏9回裏の一打勝ち越しの場面も一本が出ず引き分けに終わる。

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序盤から打線が抑え込まれたうえに先発の九里亜蓮も一挙3失点を喫して敗色濃厚だった展開から追いついたのですから喜んでいるファンもいるでしょう。

しかも、その反撃の口火を切ったのがここまで一軍には辛うじて籍を置いているものの、ここまでベンチから完全に冷遇されている状況だった中村奨成のプロ入り初の本拠地での本塁打だったのですから猶更かと思います。

しかし、結果的にはその後の好機を活かせず勝ち越しの機会を逸した事と共に、主力クラスの先発投手がいずれもQSで試合を作ったにも関わらずブービー争いで1勝も出来なかった以上は虚しさの残る結末ともなりました。

結局のところ、愚かな首脳陣によってもたらされこのチームに蔓延している攻守での一体感の無さを改めて感じます。

 

先発の九里亜蓮は我慢が実った前回の登板と異なり中盤にあっさり先制点と追加点を許しましたが、その後は相手の4番に2打席連続でぶつけるなどなりふり構わない投球で何とか抑えて6回3失点とまとめてはくれました。

昨日の大瀬良大地もそうですが、やはり継続して絶好調を維持するのはまだ難しいようですが、こういう風に調子が悪くても最低限の投球を見せられるようならそのうち勝ち星も伸びていくものと信じたいところではあります。

 

それにしてもこのカード。

前節での対戦時はとにかくノーガードで殴り合いを演じたと思えば、今節はどちらも打線が繋がらない展開の連続とまさにブービー争いらしい締まりのなさと閉塞感漂います。

そういう点でも勝敗はどうあれやはり虚しさしか残りません。