吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

08/19(木)○「妥当とは言えない登板間隔も」(カープ2021)

中日ドラゴンズ1-3広島東洋カープ

17回戦(カープ9勝6敗2分)

バンテリンドームナゴヤ

 

勝利投手 大瀬良5勝3敗

敗戦投手 大野3勝8敗

セーブ投手 栗林 1敗19セーブ

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)野間②長野①

(D)ビシエド

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良-コルニエル①-栗林

(D)大野①-岡田②-藤嶋-三ツ間

 

先発大瀬良は再三ピンチを迎えるも味方の好守にも助けられて7回無失点の好投。

打線は4回まで1安打の拙攻も5回表に野間の適時打で35イニングぶりの得点。

終盤にも野間と長野連続適時打が飛び出て追加点を挙げて連敗を4で止める。

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ここまで3試合連続無得点で昨日に至っては僅か1安打。

あまりの酷い打撃に無限に続くかとすら思われた0更新も5回表の野間峻祥の適時打でようやく止まりました。

しかし、試合全体を見れば11安打で僅か3得点という惨状でお世辞にも勝利に値するような攻撃を見せたとは言い難いです。

であるにも拘わらず連敗を止める事が出来たのは投げては7回5安打無失点、打っては5回表に林晃汰の走塁ミスの直後に安打で上記の野間の適時打を呼んだ大瀬良大地の文字通り攻守に渡る大活躍があったからに他なりません。

大瀬良は前回のタイガース戦から中5日の登板と、昨年に続いて今季も故障がちな彼に大きな期待を掛けるのは酷と思えました。

実際、いきなり得点圏に走者を背負った初回や無死1塁2塁となった4回裏などいつ失点してもおかしくない状況はいくつかありましたが…鈴木誠也の好捕などもあって何とか凌いで7回無失点と素晴らしい投球。

相手先発がオリンピックから凱旋した大野雄大とまず今の打線ではまともに援護点を貰えそうにない状況で驚異的とすら思えます。

しかし、一方でもはや上位進出の可能性など事実上消滅した状況で故障がちな大瀬良を中5日で登板させる必然性がどこにあったのかはやはり分かりません。

今日の大瀬良にしろ、明日の九里にしろ、結局のところエキシビションマッチ含めて長い中断期間で先発ローテーションを整備しきれなかった首脳陣の不明と長期的なビジョンの無さの表れとしか思えません。

 

一方、打線は一応得点を決めたうえで連敗も止めたばかりか後半戦に入って勢いを失いつつあった小園海斗、坂倉将吾、林晃汰がいずれも安打と何とかファンが試合を観戦する気力は繋ぎとめてはくれたものの、上記の如く11安打で3得点では次戦以降も大きな期待を持つのは難しいのは言うまでもありません。

同じく上記で挙げた4回表1死1塁のフルカウントで菊池涼介が内野安打の当たりを打ったにも関わらず林のスタートが遅れて2塁封殺となったミスや、終盤の再三の好機で十分な得点が出来ない拙さなどを見る限りですと、これがきっかけに復調するどころかむしろ明日から再び0更新が再スタートする可能性は高いとすら思えます。