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カープと趣味の日記

09/10●「比較するのも僭越ながら」(カープ2021)

広島東洋カープ1-4阪神タイガース

17回戦(カープ8勝9敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 5勝9敗

敗戦投手 6勝5敗

セーブ投手 スアレス1勝1敗30セーブ

 

本塁打

(C)-

(T)-

 

打点

(C)坂倉①

(T)糸井①サンズ①中野①近本①

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良③-塹江-森浦①-バード-菊池保

(T)西勇①-小川-及川-岩崎-スアレス

 

先発大瀬良は不安定な投球ながら粘るも6回に勝ち越し点を許す。

打線は中盤の好機を活かせず初回に坂倉の犠飛による1得点のみ。

中盤以降に突き放されて惨敗を喫しカード初戦を落とす。

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昨日の試合で球団記録となる6試合連続本塁打を放った鈴木誠也

今日は王貞治ランディ・バースの球史に残る二人しか成し遂げていない日本記録に挑む事となりましたが…結果的に無安打に終わり記録達成はならずついでに試合も惨敗で終わりました。

もっとも、Jスポーツの解説を務めた野村謙二郎が「6試合連続でヒットを打つこと自体が難しいのにましてや本塁打なんて…」と驚嘆していた通りこの6試合で放った本塁打は8本のみならず13試合で12本塁打というまるで漫画のような活躍ぶりは凄まじいもの。

日本記録には残念ながら届かなかったものの球団史に残る不滅の記録には変わりありませんから改めて鈴木誠也のこの偉業を称えると共に明日から改めて記録に挑んで欲しいと思います。

 

先発ローテーション投手にあって唯一後半戦にスタートダッシュに成功した大瀬良大地は前回に続いて試合は作ってはいるものの足踏み。

ストライクゾーンが頻繁に移動する球審の影響も大きかったようで、初回にいきなり失点を喫すると以降もピンチの連続で辛うじて凌いではいたものの6回表に力尽きて勝ち越し点を許す展開となりました。

耐えている間に味方の援護がいくらかあればそれでも何とかなったでしょうが…さすがに昨日大活躍した鈴木誠也、坂倉将吾、林晃汰がいずれも無安打に終わった以上は難しかったようです。

とはいえ、先発が最少失点に抑えているとはいえ不安定かつ、好機を打線が活かせなかったのは相手チームも同じだったように見えます。

しかし、最終的にこの結果に終わったのは単純に地力の差…というのもありますが監督の力量の差が何より歴然としていました。

6回表にここまで最少失点で抑えたばかりでなく通算100勝目が掛かっていた西勇輝に好機で迷うことなく代打を送り以降のイニングには実績は少なくともフレッシュで勢いのある若手に委ねるという英断は見事の一言。

一方でこちらはといえば再三の好機で仕掛けが全くないばかりか勝ち越された直後に出塁した松山竜平に代走を送る事すら怠るという相変わらずベンチで起きているのか寝ているのかも分からない状態。

かたや低迷していたチームを優勝争いに導いた監督と、3連覇を果たしたチームを破壊している愚か者を比較するのも僭越ですが…こういう展開の試合だと改めてそれが明らかになるという事です。