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カープと趣味の日記

09/14(火) ●「森下はもう十分頑張ったから…」(カープ2021)

中日ドラゴンズ10-1広島東洋カープ

21回戦(カープ11勝8敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 松葉4勝3敗

敗戦投手 森下6勝7敗

 

本塁打

(C)-

(D)-

 

打点

(C)曾澤①

(D)木下①福留①大島②堂上⑤京田①

 

投手

※数字は自責点

(C)森下⑥-菊池保-矢崎④-森浦

(D)松葉①-祖父江-福-岡田

 

先発、森下は不安定な投球に終始し6回6失点でノックアウト。

打線は4回裏の曾澤の適時打のみで散発5安打1得点。

3番手矢崎も打ち込まれて大敗を喫し4連敗。

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後半戦に入ってから勝ち星が未だに得られないどころか、ここ2試合はQSすら守れず試合を作る事すらままならないというプロ入り2年目にして完全に壁にぶつかってしまった森下暢仁。

前回登板時にノックアウトされたドラゴンズ相手に雪辱を期しましたが…その結果も内容も無残なものでした。

これまで面白いようにストライクを取っていた前半戦の活躍がまるで嘘のように制球、球威ともに低調で、今季前半戦まで圧倒していたドラゴンズ打線にボコボコに打ち込まれる姿は見ていて辛いものがありました。

思い起こすと今季の森下は大瀬良大地の故障離脱などもあり開幕戦から脆弱極まりないローテーションの軸としてマウンドを守り続けたうえにオールスター戦に続いて中断期間も休む暇なくナショナルチームの主戦投手としてもフル稼働。

更にはチーム内クラスター発生で濃厚接触者となった為にシーズン途中で練習がまともに出来ないという事態までありました。

それらに加えて度重なる打線の無援護や、無暗にイニングと球数を投げさせまくる首脳陣の方針などもありもはや彼は心身ともに疲労の極みあると改めて思えます。

先週時点でも言いましたが、正直限界でしょう。

もはやチームも最下位がほぼ確定している状況でもありますので登録抹消のうえでしばらく休養と調整をさせるのが最善かと思えます。

首脳陣には目先の勝利に囚われず、この若き俊英がこのあと何年もチームを引っ張ってくれるような措置を施す責任があるでしょう。

何より、今年の彼はカープファンのみならず全野球ファンの為にもあれだけ頑張ってくれたのですから。

 

一方で、前回の試合で負傷交代した西川龍馬に代わって正随優弥を3番に起用するという奇策も見事に空回りに終わった打線。

ここ最近のこのチームの打線というのは低浮上と急降下をひたすら繰り返すだけでしたから今は後者のフェイズに入っているだけという事でしょう。

二軍でまずまずの活躍を見せていた若手をいきなり中軸で起用してみたところで焼石に水な訳ですから、あと5連敗ぐらいすればそのうち打つかもしれないと諦めて眺めるしかないでしょう。

それにしても、この「1点打線」を見ていると…つくづく疲労困憊の今の森下にとって不幸なのは「カープと対戦出来ない事」と思わざるをえません。

どれだけ相手投手が苦しくても勝ち星を授け自信を取り戻させる事に定評がある「カープクリニック」ことカープ打線なら今の森下でも6回無失点で切り抜けられる事でしょうし…

まあ、こればかりは仕方のない事です。