24回戦(カープ13勝9敗2分)
勝利投手 九里11勝7敗
敗戦投手 松葉6勝4敗
セーブ投手 栗林1敗29セーブ
(C)-
(D)ビシエド17号①
打点
(C)堂林①坂倉①菊池涼③大盛①
(D)木下①高松①ビシエド①
投手
※数字は自責点
(C)九里③-森浦-島内-ケムナ-栗林
(D)松葉⑤-岡田-福-森②
先発九里は8安打を浴びる不安定な投球で6回3失点で降板。
打線は初回に集中打で3点を先制すると中盤以降も追加点を挙げて7得点。
最終回にケムナがピンチを招くも栗林が締めて連敗を4で止める。
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3試合連続二けた安打を記録しながらいずれも相手先発投手には悠々とQSを許して惨敗という恥ずべき打線は今日も鈴木誠也の名前はスタメンにはありませんでした。
現在、2位以下に0.050以上の差をつけて首位打者を走っている状況にあってタイトル争い程度しかやりがいを感じないのは分からなくもありませんが、体調不良や故障でない限りだと割り切れない気持ちも残ります。
残り試合はまだ16もある状況で2位以下の選手が追い上げてくるまで、まさかこのままスタメン出場は取りやめるつもりなのか?…と。
ポスティングによる移籍を目指す可能性も示唆されており、少しでも良い契約を勝ち取る為にここまで頑張った選手に対して配慮するのは結構は事ですが、これだけ何の魅力も希望もないチームの為に球場に駆け付けたファンが、手抜き打線での戦いを見せ続けられて来季以降も球場に行きたいと思えるのかという疑問もあります。
もっとも、記録の為にという観点で見れば逆にプロ野球新人記録となる連続試合セーブ記録を更新中の栗林良吏をセーブ機会以外で投げさせないという方針についてはおおいに賛成している私のようなものがそれを言う資格はないでしょう。
また、9回表に相手投手の暴投と、どう見ても当たっていないのに出塁した上本崇司の達川光男もビックリな謎の死球に好機ではここまで空振り三振マシーンと化していたに過ぎない大盛穂の適時打で4点差になった時は連敗脱出を確実にした喜びよりも「余計な事しやがって」という思いが勝ったのもたぶん私だけではなかったかもしれません
とにかくチームの勝敗など二の次で個人記録に注力する。
これが惨めなシーズンを送り続ける最下位確定チームの存在意義であり、ファンに残された残りシーズンの楽しみ方という事です。
まるで野村祐輔のような制球も球威もない投球でQSを何とか守るのが精一杯なひ弱な投球でシーズン自己最多記録更新となる11勝目を挙げて何故か最多勝争いに残っている九里亜蓮ともども納得するしかありません。
ですが、同時にこう考えるのもまたファンの権利でしょう。
「ああ、早くシーズン終わってくれないかな」…と。