24回戦(カープ11勝12敗1分)
勝利投手 森下7勝7敗
敗戦投手 高橋11勝8敗
セーブ投手 栗林1敗31セーブ
(C)-
(G)丸20号①
打点
(C)林①西川②
(G)丸
投手
※数字は自責点
(C)森下-島内①-栗林
(G)高橋③-畠-中川-デラロサ
先発森下は序盤から得点圏に走者を背負う投球も耐えて7回を無失点で投げ切る。
打線は初回からの好機を活かしきれず中盤の3得点のみに留まる。
2番手島内が被弾も以降は抑えて逃げ切りカード3連勝。
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昨日に続いて季節が逆戻りしたかのような過酷な暑さの中でのデイゲームとなったこの試合。
昨日の時点で既に2カード連続の勝ち越しを決めたので喜ぶべき状況ですが一方で、複雑な気分でもありました。
というのも、プレーオフ進出の可能性はとっくの昔に事実上消滅しているうえに、うっかり4位に浮上したばかりに明日行われるドラフト会議での2巡目以降のウェーバーの順番も12球団中真ん中とある意味では下位が確定している球団としてはある意味最悪のシナリオではあるからです。
もっとも、今日に関しては「後半戦に入って勝利がない」という言葉が半ば自己紹介の一部と化してしまったあの不幸な森下暢仁が先発する試合でしたから前の2戦以上に勝って欲しいと願ったファンは私だけではなかったでしょう。
試合は作ってはいるにも関わらず、あまりにも勝てないので先日は同期入団で年下の玉村昇悟からヒーローインタビューの最後で心配される始末で、何より国際大会で3勝も挙げた英雄に対して勝ち星がないのはチームにとっても恥以外の何物でもなかったでしょう。
とはいえ今日の森下はいつ大量失点を喫しても何ら不思議ではないぐらいに全体的に苦しい投球。
初回から3イニング連続で長打を許して得点圏に走者を背負うと中盤は持ちこたえたと思いきや6回7回に再び危機を迎えるという姿にはハラハラされました。
おまけにこれまた例の如く打線は拙攻を繰り返したうえに投球の途中に鳩がグランドに乱入してくるなども不運も続いて私も含めて見ているファンは気が気ではなかったでしょう。
ついでにいえば今日の中継の解説者は何故かクリケットの選手でしたし…。
それだけに9回に栗林良吏が何とか抑えて勝利を掴んだ時は本当にホッとしました。
残り試合数から考えて入団から2年連続となる二桁勝利の可能性は無い状況ですが、残り2試合程度と思われる登板で何とか取り戻して欲しいものです。
一方、結果的には森下に久しぶりの勝利をもたらしたうえに今日の相手先発である高橋優貴と最多勝争いをしている九里亜蓮を援護する事にも成功した打線でしたが…2回から3イニング連続で無死から得点圏に走者を進めながら林晃汰の内野ゴロでの得点のみに終わるなど、全体的に見れば拙攻に次ぐ拙攻でイライラさせられました。
特に4回裏の無死3塁からボール球を振った挙句、前進守備の内野の正面に力ないゴロとなった菊池涼介などはわざとやっているのかしか思えないぐらいの酷さで怒りすら感じます。
一応、良い形で今週は終わる事は出来ましたが来週で貧打に逆戻りしても何ら不思議ではありません。
しかし、そんな中でも3打数3安打で宇草孔基と並んで猛打賞となった坂倉将吾は首位打者の話題を振られて怯えまくっていた一昨日以降も安打を重ねる事になったばかりか鈴木誠也すらあっという間に追い抜いてしまいました。
まあ、これたまここからまた調子を落としていくのは想像に難くはないですが…どこまで行けるか楽しみではあります。