吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

10/18(月)●「タイトル優先であったとしても」(カープ2021)

阪神タイガース1-2広島東洋カープ

23回戦(カープ12勝11敗)

阪神甲子園球場

 

勝利投手 伊藤将9勝7敗

敗戦投手 九里12勝8敗

セーブ投手 スアレス1勝1敗42セーブ

 

本塁打

(C)-

(T)-

 

打点

(C)長野①

(T)坂本①糸井①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里②-高橋樹-コルニエル

(T)伊藤将-岩崎①-スアレス

 

先発九里は11奪三振も7回途中で力尽き2失点で降板。

打線は5回途中までパーフェクト投球を許す貧打で中盤以降の反撃も及ばず。

終盤に1点返すも最後まで打線が繋がらず連勝が3で止まる。

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6連勝の後に3連勝を飾って10/20の読売戦の結果によっては自力CSの可能性も復活する状況のカープ

一方、相手の阪神も明日からスワローズとの直接対決を控え今日の試合結果によっては地元で胴上げを決められる可能性が高まるというこれまた微妙な状況。

何より優勝争いをしている相手チームからすればカープのような下位チーム相手に本拠地で5連敗にシーズン負け越しが確定と敗れれば屈辱まみれでしたからさすがに敗れるわけには行かなかったかと思えます。

また、お互いに先発投手が自身初の最多勝を狙う九里亜蓮と、近年稀に見るハイレベルな新人王争いの好捕でもある伊藤将司でしたから個人タイトルの観点からでも注目ではありました。

そんな試合は好投手同士の熱投…というよりお互いの貧打合戦と言って良いぐらい拙攻が目立つ試合でした。

 

走者は出せども好機で決定打が出ない相手チームとそもそも走者自体がなかなか出ないこちら…。

8回表に長野久義の適時打で1点返した直後の無死1塁で曾澤翼の打球を捕球した左翼手の板山祐太郎によるプレーが微妙な判定でアウトになるという不運もありましたが、打線はそもそも前半にあまりに打たな過ぎたのが全てだったかと思います。

 

こういう展開になると嫌でも目立つのが前回前々回と先発の代え時に失敗して相手の猛追を許した継投ですが…。

明日から2日間の休養と日程に余裕がある状態でリリーフは比較的潤沢に出せる状況で九里を続投させたのはその後追加点を許して途中降板となった事からも議論にはなるかもしれません。

しかし、未だに自力CSの可能性すら復活してない状況ですから少しでも九里にタイトル獲得の可能性を与えるという観点から見れば極めて妥当かつ常識的な判断でしょう。

そもそも九里の後に出たのが高橋樹也だった事から分かる通り結局継投したところで栗林良吏も島内颯太郎も今日は出せなかったのですから。

それを考えるとなおの事打線にはある程度の援護は欲しかったと思えます。

何よりこれで伊藤将司とは3戦対戦して防御率0点台で一度も勝ち星を挙げる事もなくシーズンを終える事となりました。

あれだけ一方的にボコボコにされていた西勇輝秋山拓巳からようやく勝ち星を取れるようになったのに、また新たにカモにされる投手を発見したとも言えそうです。