オープン戦
勝利投手 九里1勝1敗
敗戦投手 大曲1敗
(C)-
(L)-
打点
(C)曾澤①磯村①
(L)山村①渡部①
投手
※数字は自責点
(C)森下①-九里①
(L)渡邊①-佐々木-田村-平井-大曲①
先発森下は4回までパーフェクト投球も5回に打ち込まれて1失点。
打線は序盤に押し出しと失策で2得点も以降は繋がらず。
2番手九里が同点に追いつかれるも9回裏に磯村の適時打でサヨナラ勝ちし連敗を止める。
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本日を以て沖縄県と共に全国に先駆けて発令されていたコロナウイルスに対する蔓延防止措置が解除される事となった地元・広島で同じく昨シーズン、コロナ禍に翻弄されたライオンズとの2戦目のオープン戦に挑んだカープ。
今日は投手に関してはいずれも実績十分でこんな段階で内容や結果を言っても仕方ない森下暢仁と九里亜蓮しか登板せず特に言うべきことがない投手は置いておいて…。
ここまで5試合で適時打は僅か1本のみで実に39イニングもの間適時打が出ていない悲惨極まりない打線は漸く9回裏に磯村義孝によってもたらされた得点でサヨナラ勝ちを収めましたが…、それでも得点圏で未だにまともに外野へ打球すら飛ばないという惨状です。
今日も、無死満塁や無死1塁3塁という好機において失策と押し出しと言う相手のお情けで得点が得られただけで、もはやベンチも打者もどうして良いのか分からず全員がパニックに陥ったままに試合が終わっているようにすら見えます。
色々と打順やメンバーを変更してきた打線において何故か全く変更がなされていなかったのが4番に座る末包昇大と5番の小園海斗だけでした。
下位指名の新人に過ぎない末包や、これまで5番など打ったことがほとんどなく適性があるとも思えない小園を頑なに固定し続ける事は不可解でしかなかったですが…。
残念ながら首脳陣が仕掛けたこの「実験」は失敗に終わったと断言すべきでしょう。
また、昨年3割近い打率を残し守備でも要となりつつある小園はともかく、攻守走ともにスタメンはおろか一軍のレベルですらない事が露呈した末包については二軍で一から出直すべきとすら思えます。
そもそも、下位指名の新人に過ぎない選手を中軸に据え続けて、これだけ低迷している打線の責任を押し付けるような真似をするのは将来的に禍根にしかならないでしょうし、「結果を恐れず外国人選手のように思いっきりやって欲しい」というキャンプ時の彼に対して東出輝裕ベンチコーチは語ったそうですが、今となってはそれも無責任極まりない言動と言わざるを得ません。
もっともこれだけ誰もかれも打てないという状況においては誰を起用しても同じという意見もあるでしょうが…それならそれで中軸に関しては林晃汰なども試して経験させてみるべきではないでしょうか?
とにかくここまで打線がガタガタになってしまい、立て直しの見込みすらない状況にあって敢えて無意味な固定化を施すのはかえって意味のない事でしょう。
要するに「ダメなものはダメ」という事なのですから。