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カープと趣味の日記

03/08(火)●「示されたのは頑迷さと無責任」(カープ2022)

阪神タイガース10-3広島東洋カープ

オープン戦

阪神甲子園球場

 

勝利投手 伊藤将2勝

敗戦投手 森2敗

 

本塁打

(C)-

(T)-

 

打点

(C)西川②磯村①

(T)ロハス・ジュニア③梅野①江越①島田①熊谷①小野寺②佐藤①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田①-松本-森⑦-森浦①-塹江-栗林

(T)西勇輝-小野-石井-伊藤将③

 

先発、床田は4回投げて2失点も3番手森が1死しか取れず7失点のノックアウト。

打線はオープン戦初の10安打も繋がりに欠けて3得点に留まる。

好守に圧倒される内容で惨敗を喫する。

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先週、開幕カードの対戦相手であるベイスターズの前にボコボコに叩きのめされたカープ

同じくウィークデーでのオープン戦となった今日の相手は開幕2カード目の対戦相手となる阪神との2連戦に望む事になりました。

既に相手監督は開幕ダッシュを確実にする為にカープ戦に無敵の強さを誇る西勇輝秋山拓巳、伊藤将司の3人をぶつける事を明言しており開幕直後から厳しい試合になる事が予想されています。

今日はその3人のうち西勇輝と伊藤将司との対戦となりましたが…まあ、打線に関してはいつも通りの酷さなのでそもそも対戦相手以前の問題なのは言うまでもありません。

ほとんどの選手が低レベルでまともに打順もポジションも固定できない状態。

にも関わらず既に完全な失敗に終わったと断言できる4番に末包昇大、5番に小園海斗を配置するという愚行を未だに続ける首脳陣の神経は理解に苦しみます。

特に末包に至っては下位指名の新人を4番に起用すること自体が非常識であるにも関わらず無用なプレッシャーに苛まれ続けた事でもはや誰が相手でもどんなボールでもバットに当てる事すら出来なくなってしまいました。

元来、守備や走塁はまだ一軍のレベルに達しているとは言い難い以上、こうなってはもはやスタメンはおろか開幕一軍すら肯定的に考える事は出来ません。

そんな状況の選手を打線の中軸に据えて責任を押し付けるような首脳陣の頑迷さには呆れるほかありません。

キャンプイン前から異様なまでの末包に対する期待を語っていた事からこの起用には今季からベンチコーチに就任した東出輝裕コーチが大きく関与していると思われますが…。

仮にそうであるとしたら、年功序列の内部昇格ばかりでたいした人材がいない現在の生え抜きコーチ陣の中にあって個人的には小林幹英コーチと並んで比較的期待できると見込んでいただけに大変な失望を感じています。

 

一方、投手陣については主軸の3投手に比べるとローテーションは確定しているもののいまいち目立たない印象が濃い床田寛樹が4回2失点とまずまずの結果。

その2失点にしてもいずれもレフトに入った中村奨成の拙い守備が原因と言えるものですからとりあえず安心といったところでしょう。

一方で、前回登板で全くお話にならない投球を見せたにも関わらず早々に「追試」の機会を得た森翔平は1死しか取れず7失点ノックアウトという前回以上の悲惨な投球で一軍のレベルではない事を改めて証明しただけになりました。

残念ですが、彼については現状では戦力にならないのは明確で二軍でいちからやり直して貰うのは当然かと思えます。

それにしても…一軍に大勢参加しているにも関わらず辛うじて松本竜也が何とかまともな投球を見せている程度でそれ以外は全くお話にならないルーキーたち。

この時点でこんな事は書きたくありませんが、即戦力という観点だけでみれば改めて大きな期待は出来ないと言わざるを得ません。