オープン戦
勝利投手 松本1勝
敗戦投手 望月1敗1セーブ
(C)上本(！？)1号③
(F)-
打点
(C)上本③
(F)-
投手
※数字は自責点
(C)遠藤-黒原-小林-松本
(F)立野-長谷川-西村-望月③
先発、遠藤は4回3安打無失点の好投を見せると2番手以降も無失点投球。
打線は9回まで安打を重ねながら3塁を踏めない連日の拙攻。
最終回の好機に上本の3ランが飛び出してオープン戦2度目のサヨナラ勝ちを収める。
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外国人選手の合流が叶わない状態のままですが、試合に先立ち新入団選手の紹介が行われたこの試合。
最終的には上本崇司の本塁打という誰もが驚いた…というか試合を見てないファンが結果だけを聞いてもすぐには信じて貰うのが困難であろう幕切れとなりました。
上本といえば、プロ入り9年目で本塁打どころか長打もたった5本しか打ったことがない選手で、オープン戦ながらたった一振りで昨年自身が上げた打点すら上回った事になりますから、あの一発は改めて衝撃的と言えそうです。
しかし、この上本による「春の椿事」がなければ打線は9安打も重ねがら得点はおろか3塁すら踏めていなかったのですからあの瞬間より前だけ見れば非常に低調でした。
しかも今日のスタメンに名を連ねてのは2番野間峻祥、4番長野久義という全く希望の欠片も見られない「売れ残りの冷めた総菜パン」のような面子…。
案の定、二人とも全く機能せず、何のためにオープン戦をやっているのかすら分からなくなってしまいます。
特にオープン戦通じて全く打てず代走守備固め要員として辛うじて1軍に留まっていながら終盤8回裏の無死1塁で犠打すらまともに出来ないような選手を指名打者に据えてまで起用するなどふざけているとしか言いようがありません。
低レベル極まりない定位置の譲り合いも終盤に差し掛かってきましたが、こういういつも通りのつまらない起用法しか出来ないとなると、ますますこの悲惨な打線の状況を劇的に変化させる要素は最後まで見当たりそうにありません。
そんなまだまだ真っ暗の打線に比べると当初は低レベルだった開幕ローテーション5番手以降争いは夜明け前のような良い傾向が見えて来たかと思えます。
既に先日の阪神戦で玉村昇悟が落ち着いた投球をみせてくれましたが、今日は遠藤淳志と小林樹斗がいずれも無失点という投球を披露。
その他登板した黒原拓未と松本竜也ら新人と合わせて出した与四球も僅か1つで球数的にもQS以上を狙えそうな良い内容でもありました。
さすがにこれまでの低調さからいずれも開幕ローテーション確実とまでは言えませんが…終盤までの定位置争いについて打線と異なり最低限のレベルは保障してくれそうなのは何よりの事です。
