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カープと趣味の日記

03/20(日)●「オープン戦と公式戦は別物という言い訳」(カープ2022)

広島東洋カープ3-8福岡ソフトバンクホークス

オープン戦

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 大関2勝

敗戦投手 遠藤1敗

 

本塁打

(C)坂倉1号①

(H)-

 

打点

(C)松山①坂倉①

(H)牧原②上林②栗原①松田②リチャード①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤④-森浦①-矢崎①-黒原②-栗林

(H)田中①-大関①-杉山①-津森

 

先発、遠藤は3回まで無得点も4回に力尽き4失点で降板。

打線は松山の適時打と坂倉の本塁打で先制も以降は繋がらず3得点。

投手陣が19安打を浴びて大量失点を喫する大敗でオープン戦最終戦を終える。

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先日「現実を思い知らされる3日間」と形容したオープン戦最後のホークス戦も結局、力の差をひたすら見せつけられただけの大敗に終わりました。

これで今季のオープン戦は5勝9敗2分と大幅な負け越しという結果に終わったばかりか、肝心の内容に関しても懸案事項だった外野手の穴は低レベル過ぎて競争という言葉を使う事すら躊躇われるほどの低調さだったのを始めとして惨憺ものでしたが…今日の試合はその総括と呼ぶに相応しかろうと思われます。

そもそもオープン戦最終戦であるにも関わらず下位打線に宇草孔基、中村奨成というとっくに開幕一軍から「失格」になった筈の選手たちに加えてこれまた今さらとしか言いようがない田中広輔が起用されている時点で野手のポジション争いについては混迷がますます深まったとしか言いようがありません。

打順もポジションも確定した上位打線については松山竜平、坂倉将吾らが打点を記録するなどそれなりの形にはなっているだけに落差の激しさを余計に感じます。

これだけ酷いメンバーしか揃っていないとなるとどこかの「ビッグボス」に見習ってガラポンでスタメンを決めるしかないように思えてきます。

 

一方、投手陣は内容こそ微妙ながらオープン戦通して無失点投球を続けて来た遠藤淳志が最後に力尽きてしまった形。

しかし、開幕ローテーションについてはライバル視されていた小林樹斗が二軍で低調な結果を残した事も相まって確実なものとはなりました。

いつ打たれるか分からないような常時フラフラの投球内容からして不安しかありませんが…頑張って貰うしかないでしょう。

一方、島内颯太郎と中崎翔太が好調な事以外はこれまた微妙な投手揃いのブルペン争いも不安しか残らない結果と内容になりました。

特に昨季のドラフトにおいて1位指名で入団しながら、キャンプイン以降は全く存在感が皆無だった黒原拓未は今日もあっさり打ち込まれて失点なのは残念。

2位指名ながらやはり全く通用していない森翔平も含めると、上位指名の選手たちは即戦力という観点で見れば現時点では全くの期待外れと断言して良いかと思えます。

 

結局、若手中堅は伸び悩んだ末に鈴木誠也の抜けた事で空いたポジションの穴はますます広くなり、頼りの新人たちも現状では期待外ればかりという厳しい現実がこの一か月近くのオープン戦期間では残っただけでした。

「オープン戦と公式戦は別物」というのはよくある意見ですが、そういうもっともらしい言い訳を許されるのはある程度昨年実績を残した選手でありチームだけでしょう。

近年低迷が続いているチームであるカープの現状を見ると、そうである以上は残念ながら来週から開幕する公式戦も悲惨な事になるのが目に見えています。

大変残念な事ですがその現実をいかに受け入れるか…。

開幕までの残された1週間で我々ファンが考えるのはそういう事かと思えてきます。