3回戦(カープ3勝)
勝利投手 中崎1勝
敗戦投手 山崎1敗
セーブ投手 栗林1セーブ
(C)-
(De)佐野1号①宮崎1号①牧1号①
打点
(C)上本①長野②西川④
(De)楠本②佐野①宮崎①牧②
投手
※数字は自責点
(C)遠藤②-コルニエル②-塹江-中崎①-栗林①
(De)坂本④-エスコバー-山崎③-田中
先発、遠藤は3回裏に先制を許した後、代打を送られ4回2失点で降板。
打線は4回までパーフェクトに抑えられるも5回表に上本と長野の適時打で逆転。
リリーフ陣が打ち込まれて逆転を許すも最終回に西川の適時打で逆転し開幕3連勝を飾る
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2日連続での横浜スタジアムでの観戦となった今日は、昨日と異なり3塁側内野席での観戦。
ベイスターズ選手寮である青星寮のカレーを食べながら見回すとコロナ禍を経て満員での動員を取り戻した現状でも、ベイスターズファンの方が圧倒的に多い事に改めて気づきます。
むしろ、私の座席の周りも大半がベイスターズファンだらけ。
一昔前の横浜スタジアムの3塁側内野席といえばカープファンと空席が目立つようなエリアだったのですから本当に変わりました。
勿論、これはカープの人気が落ちたという事ではなく、DeNA球団の努力の証という事。
満員になったからこそ改めて良い球場になったなと感心してしまいます。
もっとも、昨日も今日も売店の行列は大変なもので、本来はこれがあるべき姿とはいえなかなか慣れるのに時間がかかりそうです。
こういう事があるから今季は出来るだけ早めに球場入りする必要があるかと思いますね。
試合の方は、先発が滑り込みでローテーション入りを果たした遠藤敦志という事もあって2試合連続の二桁得点の勢いを駆って序盤から得点を重ねるという展開を目指したいところでしたが、さすがにそうは問屋が卸しませんでした。
相手先発の坂本裕哉の前に4回までパーフェクトに抑えられるという事態に陥りまずまずの立ち上がりとなった遠藤に援護点を与える事ができませんでした。
遠藤は5回表の好機で打順が回って代打を出された事もあり4回2失点という結果に終わりましたが、内容的には勝利に値する投球は見せてくれたかと思います。
特に3回表に先制打を許したもののその後に続いた佐野恵太、牧秀悟という好打者たちを連続三振に打ち取るなど粘りを見せた場面は素晴らしいものでした。
次回以降に是非とも期待したいものです。
一方で接戦になった場合の振る舞いが心配されていたリリーフ陣ですが、こちらはロベルト・コルニエルと中崎翔太が相次いで本塁打を浴びて2点差を守り切れずにあっさり逆転されるという結果。
森浦大輔のあまりの不調から呼ばれただけのコルニエルはともかく中崎に関しては島内颯太郎と共にセットアッパーとして期待されただけに非常に残念。
今日が今季初登板となった栗林良吏も制球が全く定まらないというオープン戦でも見られた状況から抜け出せず明らかに不振に陥っている事も併せて今季も継投に悩まされる事が多くなりそうです。
もっとも、今日の開催されたカードのうち4試合が終盤の逆転劇となった事からも分かる通りどこも今季は難しいようですが…。
先発が5回持たずにマウンドも降り継投も失敗という状況の中で、打線は先制されて逆転して逆転されるという忙しい展開をものともせず結果的には今日も得点を重ねる事ができました。
特に5回表の逆転劇は上記の通り決して悪くはなかった遠藤を1点差ビハンドで下げたうえで長野久義を投入して逆転した場面などベンチの好采配と呼んで良いでしょう。
もっとも、その直後に長野の走塁ミスがかえって相手のエラーを誘発させるなどの幸運に助けられたという事もありますが…。
今日も含めてこの3連戦は全体的にどの打者も打てているのですが、今日も昨日に続いて上本崇司の活躍には驚かされました。
2安打を放ったうえにそのうち1本目は1点を返す適時打、2本目は9回2死から逆転の呼び水となった内野安打といずれも重要な当たりばかり。
恐らく2試合連続打点を挙げたのも初めてですし、この1カードだけでこれまでの現役生活で最多打点にあと1打点で並ぶことになった形。
開幕スタメンに選ばれた時は多くのファンの頭にクエスチョンが浮かんだ彼の思いもよらない快進撃は一体どこまで続くのでしょうね…。