4/30(土)●「使用者責任」(カープ2022)
7回戦(カープ2勝5敗)
勝利投手 ロドリゲス1勝
敗戦投手 中崎1勝4敗
セーブ投手 R・マルティネス1敗7セーブ
(C)-
(D)-
打点
(C)西川①マクブルーム①
(D)阿部①石川①加藤①福留①
投手
※数字は自責点
(C)森下②-中崎②-塹江
(D)松葉-祖父江-清水-ロドリゲス②-R・マルティネス
先発、森下は被安打8で2失点も粘りの投球で7回を投げ切る。
打線は序盤の好機を活かせず3回以降は7回まで1安打と連日の拙攻。
8回表に4連打で追いつくも直後に中崎と塹江が打ち込まれて惨敗。
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打線が打てずリリーフも頼れないという状況のチームにおいては勝利を得るためには先発が完投するしかない…。
実際に、昨日の大瀬良大地は見事にそれを成し遂げましたが、さすがに連日それを望むのは難しい事です。
とはいえ、今日の森下暢仁は決して被安打8に与四球3と好調とは言い難い内容でしたが、それでも大崩れは防いで7回2失点で投げ抜いてくれたのは見事でした。
何より、前回対戦時はまさかの2回8失点と打ち込まれた相手打線にしっかりと雪辱してみせたのも何よりです。
それだけにこの森下が投げている間にたった1得点すら取れなかった打線と降板直後のマウンドをメチャクチャにした愚か者には本当に頭にきます。
打線は、この3試合で先発投手に与えて援護はたったの3得点。
今日も序盤の好機を活かせなかった後の3回以降は7回まで1安打しか放てないという犯罪的な拙攻でした。
8回表に幸運にも安打が繋がってようやく追いつくことはできましたが…尚も1死1塁3塁で外野フライの一つも打てない勝負弱さの方が重要かと思えます。
その場面も含めて特に好機でことごとく凡退した坂倉将吾が完全なブレーキになっていたがやはり大きかったのかもしれません。
複数のポジションをこなしながら結果を残している坂倉ですが、今日は自身にとって「もっとも不向きなポジション」での出場となったのが恐らく重荷になっていたのでしょう。
曾澤翼のコンディション不良により石原貴規を昇格させましたが、捕手を坂倉に任せる事についても考え物です。
一昨日の広島での試合の焼き直しのような8回裏の試合を壊した愚か者の愚行についてはあまり語るべきものはないでしょう。
何より、彼の名前を聞いた時点で試合を諦めたファンは私も含めてそう少なくはない筈ですから。
そう考えると、彼自身の不甲斐なさよりも、彼がもはや誰に投げてもアウトを取れないのは分かり切った事だったにも関わらず、何事もなかったかのように起用したベンチの非常識さと無神経さに怒りを覚えます。
そもそも今週はリリーフがまともに機能した試合が皆無なのに配置転換も入れ替えすらしていないとはどういう了見なのか理解に苦しみます。
新外国投手はどうなったのでしょうか?
永遠に起用せずにシーズンを終えるのでしょうか?
辛うじて貯金が残っている状態なのですから色々と投手を試すのは今しかない筈なのに手遅れになるのを待つかのようなベンチでは残念ながら今後はこんな試合ばかりになる事でしょう。