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カープと趣味の日記

5/26●「走塁が下手なうえに幼稚」(カープ2022)

広島東洋カープ3-6千葉ロッテマリーンズ

3回戦(1勝2敗)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 小沼1勝1敗

敗戦投手 九里2勝3敗

セーブ投手 益田9セーブ

 

本塁打

(C)-

(M)レアード8号②

 

打点

(C)西川①マクブルーム①野間①

(M)レアード③マーティン①角中①エチェバリア

 

投手

※数字は自責点

(C)九里⑤-薮田-ターリー-松本-ケムナ

(M)河村②-小沼①-小野-東條-ゲレーロ-益田

 

先発、九里は2回表に2ランを浴びるなど乱調で4回1/3 5失点でノックアウト。

打線は11安打も繋がらず序盤の3得点に留まる。

投打共に圧倒される試合展開で惨敗しカード負け越し。

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何とか交流戦初勝利を掴んでホッとしたのも束の間、翌日に再び悲惨な試合を演じる事となってしまいました。

前回登板では8回2失点と熱投を見せながら勝利を得られなかった先発の九里亜蓮が試合を作るどころか今季最悪の5回途中でのノックアウトは大変残念。

「寿司以上にカープが好物」とも言えるブランドン・レアードに痛打を立て続けに浴びるなど元々、苦手にしていた交流戦を克服する事はできませんでした。

しかし、今季はここまで最多勝争いをしていても不思議ではない好投を続けながら貧打とリリーフ陣のせいで勝ち星を稼げなかった事が続いている以上は彼を責める事は今はできないでしょう。

 

一方で、先制点を挙げて一時2点差を追いついた打線ではありますが、野間峻祥の猛打賞などで11安打も放ち好機を作り続けたわりに3得点は大変不満です。

一発で試合を変えられる選手がいる相手チームに比べて長打力が皆無に近く単打を重ねるだけの攻撃手段しかないのは仕方ないにしても走塁でのミスがあまりにも目立ちました。

序盤だけでも右翼を守るレオニス・マーティンの強肩ぶりを忘れていたかのような無謀な走塁の末の本塁憤死に、捕手が少しボールを零した程度なのに盗塁を試みてアウトと西川龍馬による度重なる拙い走塁もありましたし、結果的には得点に繋がったとはいえ3回裏の菊池涼介の中途半端な3塁への走塁も明らかなミスです。

走らずとも常に盗塁を意識させ続けることで九里の調子を崩すという高等技術を披露した相手チームに比べてとにかく幼稚さしか目立ちませんでした。

たいして仕掛けをしてくる訳でもない癖に失敗をすれば「積極的な姿勢を見せた結果」という言い訳で逃げ続ける事で知られる河田雄祐ヘッドコーチが就任して以降、このチームの走塁技術は立て直すどころか悪化の一途を辿って、今や12球団最低とも呼べるレベル。

今日の試合は九里の乱調以上にそういう現実を見せつけただけに終わった事の方が大変遺憾ではあります。

結局、相手チームとはそういう点でも野球のレベルで違いがあるという事が分かっただけの試合だったと言えるでしょう。