吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/3(金)●「再び打てず守れず」(カープ2022)

広島東洋カープ1-4オリックスバファローズ

1回戦(カープ1勝)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 田嶋2勝3敗

敗戦投手 大瀬良5勝3敗

セーブ投手 近藤1勝1敗1セーブ

 

本塁打

(C)-

(Bs)伏見1号②

 

打点

(C)中村奨①

(Bs)伏見②太田①マッカーシー

 

投手

※数字は自責点

(C)大瀬良④-薮田-矢崎-松本

(Bs)田嶋①-K鈴木-阿部-黒木-近藤

 

先発、大瀬良は7安打を浴びる不安定な投球で5回4失点で降板。

打線は初回に中村奨成の適時打で先制も以降は再三の好機を逃し1得点。

11安打を放ちながら1得点の記録的な貧打で惨敗を喫する。

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この試合の為に広島に来訪したバファローズファンの方は少々驚いたかもしれません。

何しろ、広島駅の中央改札で出迎えてくれるのが何故かカープの選手ではなく自チームの選手である杉本祐太郎なのですから。

もっとも、球場に着いたら着いたで更に驚かされたかもしれまません。

相手チームのあまりの弱さに…。

 

結論だけ申しますと、得点が入らない割には無暗にダラダラと長い試合を演じての惨敗。

先発が試合を作れない展開ながら相手のハプニングと自滅で久方ぶりに得点を重ねる事が成功した昨日と異なり今日は歴史的とも呼べる拙攻。

相手チームを上回る11安打も放ちながら初回の中村奨成による1得点のみというのはもはや芸術の域とすら言えます。

昨日の打席での負傷により西川龍馬がベンチから外れたとはいえ、その代わりに3番に入った中村奨成が猛打賞を放っているのですから言い訳にはならないでしょう。

得点圏に再三走者を置きながら、そういう場面になれば勝手に打席でパニックを起こす幼稚で無責任な選手の姿ばかりを見るのは正直、うんざりです。

しかし、それも致し方ないでしょう。

既に交流戦も折り返しに入っているにも関わらず未だに本塁打が出ていないという惨状を見ても分かる通り自力で試合を決定的に変えられる能力のある選手などこのチームには皆無なのですから…。

そうなると、大変虚しいですが今日のように賽の河原の如く好機を積み重ね続けるしか方法はないかと思えます。

何かの間違いで相手がミスを連発するという幸運を祈りながら…。

 

打撃の酷さはいつも通りですが、今日は先発の大瀬良大地からして昨日の九里亜蓮同様に酷すぎました。

初回から走者を出し続け幸運にも先制した直後に逆転弾をあっさり打たれるという体たらく。

坂倉将吾が半ば不可抗力で走者と接触した事が走塁妨害となり失点を喫する不運などもありましたが、投球全体で見ればそんなものは些末な事でしょう。

「ボール自体は悪くない」などという高橋健投手コーチの支離滅裂なコメントとは裏腹に球威も制球も最初から最後まで低水準で明らかにコンディションに不安を抱えているのが分かります。

元々、近年は故障がちなひ弱な投手でもありますから、近いうちに登録抹消になるかもしれません。

 

結局のところ昨日の勝利で掴めたものはなく相変わらず打てず守れずのチームである事を証明しただけの試合。

上記の通り西川に代わり3番に抜擢されプロ入り初の猛打賞を記録した中村奨成など明るい話題はない事はないのですが…単打3本だけではそれほどチームにもたらすものが大きいとは思えないです。