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カープと趣味の日記

06/08(水)●「杜の都で独りぼっち」(カープ2022)

東北楽天ゴールデンイーグルス1×-0広島東洋カープ

2回戦(カープ1勝1敗)

楽天生命パーク

 

勝利投手 宋家豪3勝1敗

敗戦投手 松本1敗

 

本塁打

(C)-

(E)-

 

打点

(C)-

(E)浅村①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤-森浦-ケムナ-松本

(E)辛島-西口-安樂-松井裕-宋家豪

 

先発、遠藤は再三走者を背負いながら粘りを見せて7回無失点の好投。

打線は散発4安打で好機すら作れず無得点。

延長10回裏にサヨナラ打を浴びて惨敗し、4シーズン連続の交流戦負け越しが確定。

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ここまでの酷い戦いぶりから何を今さらな話かもしれませんが…カープの4季連続での交流戦負け越しが12球団最速という形で決まりました。

それはまあ、この戦える戦力などないチームにとっては予想通りですから仕方ない事かもしれませんが…この屈辱を少しでも阻止すべく必死さを見せたのが先発の遠藤敦志一人だけだったのが残念でなりません。

 

前回は5回3失点で残念ながら試合を作れなった遠藤ですが、今日は被安打6に2与四球と実に6イニングも先頭打者を出塁させてしまうという苦しい展開。

しかし、対戦を熱望した浅村栄斗を見事に抑えて見せるなど、7回まで無失点に抑えきってくれたのは見事と言うほかありません。

これでここ5試合において実に4試合でQS以上と安定感も出てきたように見え、大瀬良大地や九里亜蓮が霞んで見えるぐらいの活躍を床田寛樹と共に見せてくれていてますます楽しみな存在になりつつあります。

 

それだけに彼がマウンドを降りて勝ち星を得る可能性が無くなった途端に試合への興味も失われました。

同点にも関わらずそう思ってしまうのは勿論、もはやプロ野球を名乗って良いレベルですらない球史に残る最低最悪の打線の存在にあります。

もっとも、内容自体は好投手相手にまぐれで3得点出来た昨日とさほど変わらなかったように思えます。

結局のところ、こんな能力のない選手に適当にバットを振り回させたところでまとまった得点を得るなんて1週間に1回あるかないかという事なのでしょう。

 

しかし、その打線以上に勝利への執念が全く感じられなかったのがベンチ。

6回表では先頭打者の石原貴規が幸運にも四球で出塁して1番に打順が戻ったにも関わらず、まともに犠打すら試みようとせず打者に適当に打たせるだけ…。

7回表には2死1塁2塁と一打先制の好機で2塁走者が松山竜平であったにも関わらず代走すら出そうとしない…

はっきり言って、このチームの監督やコーチは本当に今日、ベンチ入りしていたのかすら疑わしいです。

 

上記の通り、遠藤の投球は素晴らしいものでした。

だからこそ、そんな彼が独りぼっちでの試合を余儀なくされた事の方が、「約束された敗北」などよりも腹が立ちます。