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カープと趣味の日記

06/09(木)●「年貢の納め時」(カープ2022)

東北楽天ゴールデンイーグルス4-1広島東洋カープ

3回戦(カープ1勝2敗)

楽天生命パーク

 

勝利投手 岸5勝2敗

敗戦投手 九里3勝4敗

セーブ投手 松井裕1勝1敗16セーブ

 

本塁打

(C)-

(E)-

 

打点

(C)長野①

(E)武藤③西川①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里②-矢崎-薮田②-塹江

(E)岸-安樂-宋家豪①-松井裕

 

先発九里は、8安打を浴びる不安定な投球ながら粘り6回2失点の投球。

打線は再三の好機を活かせず9回裏に長野適時打による1得点のみ。

先発が試合を作るも連日の拙攻で惨敗を喫し連敗でカード負け越し。

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仙台での最後の試合となった今日の相手先発は通算145勝に最優秀防御率、最高勝率に加えてノーヒットノーラン達成に11球団に勝利と素晴らしい実績を誇りながらも何故かカープ戦だけは未勝利の岸孝之

2008年の初対戦以来、これまでカープが低迷していた時期もAクラスの常連となっていた時期も含めて過去15シーズン11試合に渡って続いて来た奇妙極まりないジンクスでしたが遂に破られる時…というか「年貢の納め時」が来ました。

2008年といえばまだカープの本拠地は先日遺構であった外野スタンドが取り壊された旧広島市民球場であり当時、岸が所属していたライオンズの本拠地である西武ドームも3塁側がビジター席だった時代。

また、個人的な事を言えば初めてビジターで交流戦を観戦した試合でもありましたのでそこから足掛け14年での記録となると何となく感慨深いものはありますね…。

偶然探したら出て来た2008年6月14日の西武ドーム

 

もっとも、今日のカープ打線に関しては1軍2軍問わずどこの球団のどんな投手でも勝利を手にするのは容易だったでしょう。

昨日一昨日同様にとにかく力ないスイングをバットに当てるのが精一杯の到底プロ野球の一軍にいて良いような選手が皆無なレベル。

これだけ酷いと新たな助っ人は勿論の事、何人か選手を放出してでも野手を獲得する必要もある筈なのですが…まあ、この球団だとそんな気の利いた事なんて期待するのは無理と言うものです。

 

ここ最近は内容が芳しくない先発の九里亜蓮は今日も3回までに70球近くを費やし、いつ大量失点を喫してもおかしくない低調な投球。

しかし、それでもギリギリで踏みとどまり続けて6回2失点で何とか纏めてはくれました。

まだまだ本調子とは言えませんが前回前々回の不調からこれで何とか立ち直ってくれる事を期待したいものです。

しかし、残念ながら彼が所属しているチームは広島カープ

所詮、何とか纏める程度では勝利など到底及ばないのが分かり切っている事だったのです。

 

今日の惨敗でこれまた既定路線のようになっていたとはいえ今季初めて勝率5割を割り切る事となってしまいました。

もっとも、現監督が就任して以降5割自体が夢のまた夢のようになっていたのでもはや慣れた事ではあり、シーズン当初の下馬評から考えれば当然の事すら思えますが、やはり残念…。

しかし、それよりも残念なのはチーム状態と選手やベンチの能力からしてこれがどん底ではないという事の方でしょう。

少なくともこのチームが勝率5割を記録する事はもう二度とないと断言できます。