10回戦(9勝1敗)
勝利投手 森下5勝5敗
敗戦投手 濱口4勝5敗
セーブ投手 栗林1敗15セーブ
(C)-
(De)-
打点
(C)菊池涼①上本①中村健②羽月①
(De)大和①桑原①牧②
投手
※数字は自責点
(C)森下④-森浦-栗林
先発、森下は2回裏に先制点を奪われるとその後も安定せず7回4失点で降板。
打線は3回表に集中打で5得点し試合をひっくり返すも以降は好機を活かせず。
終盤1点差に迫られる猛追を受けるもリリーフ陣が凌いで4連勝。
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前日から大変な猛暑日となる事が予想されてはいましたが…。
横浜スタジアムに到着したの12時ごろは既に炎天下の真っ只中であまりの暑さにスタンドで席に着いているファンはまばらでした。
更には打撃練習をしていたカープの選手も早々に練習を切り上げていたぐらいです。
そんな中で食べたベイスターズドッグ(止せばいいのにハラペーニョ入り)は一気に汗が噴き出るぐらいの辛さでしたが、パンズが昨年と異なり食べやすくなっていたように思えます。
その後も非常に暑くて喉も乾くのでクラフトジントニックやジンジャーハイボールなどを楽しみながら試合開始を待ちました。
はい。暑い最中でのデイゲームはとにかくお酒が進むのです。
おかげで試合開始直前に友人の御当地さん(仮名)がやって来た辺りには少々出来上がってしまいましたね。
それにしても改めてこの横浜スタジアム。
クラフトビールであるベイスターズラガーを始めとする限定ドリンクが本当に充実していて酒好きには本当に嬉しい限りのスタジアムです。
ウイングシート裏のコンコースが意外にも快適かつ売店も混雑していないという事を発見した事もありますますこの球場に通いたくなるというものです。
試合は、目下4連敗中かつ前回登板でも5回途中でノックアウトと疲れが隠しきれない森下暢仁が今日も序盤から不安定な投球を見せます。
2回裏の先制点はともかく味方打線の大逆転があった3回の裏も失点と言うのは頂けません。
あれだけ打たれて球数が意外にも少なくはありましたが、内容的に考えれば5回程度で早々に継投に入るのが得策だったかと思います。
しかし、あろうことかベンチは何とか6回まで凌いでQSとなった森下をそのまま7回も続投させるという判断に出ました。
最終的には7回にも森下は失点してこれは明らかな采配ミスと言えるでしょう。
そもそも、今週のカープは先発が苦しんでいる試合で積極的な継投を見せて連勝を重ねて来たという事実があるのですから、それを忘れたかのようにいつものように先発を引っ張り続けたのは改めて失望を感じます。
やはり人の性根は簡単に変わるものではないのかもしれません。
一方、昨日は理想的な攻撃を展開できた打線はスタメン復帰を遂げた野間峻祥が2安打と活躍を見せれば、昨日活躍した上本崇司や中村健人もそれぞれ2安打と好調を維持。
特に中村健人は昨日の本塁打に続いて今日は勝ち越しの適時打を放つなど決定的な仕事をして単なる元気なだけの選手ではない事を改めて見せてくれました。
以前にも書きましたが常に味方を鼓舞している熱い姿が共感と好感を呼び、自然と応援したくなるような選手ではありましたから、こういう活躍は本当に嬉しいものです。
また、今季初スタメンの羽月隆太郎も中村健人の直後に決定的な一打を放つなどアピールを見せてくれました。
もっとも、羽月はサードの守備の方はさっぱりで再三に渡り併殺打を成立させられずエラーを見せるなどショートを守った上本共々見ていて不安しか感じませんでしたが…。
上記以外で気になったのは今日スタメンを見ていて坂倉将吾が捕手でスタメン出場。正直、この発表を見て「おや?」と思ったファンも少なくなかったかもしれません。
これまで打撃を活かす為とそもそもまともな三塁手がいないというチーム事情から今月はサードに固定されていた筈ですが…。
これまで石原貴規に加えて二軍でもさほど捕手は守っていない中村奨成に果ては支配下登録したばかりの持丸泰輝まで起用してきたのは一体何だったのかと思えてきます。
こういう一貫性の無さを見てもベンチへの試合に勝ったとはいえども不信は深まるばかりです。
…それはそれとして、驚いた事に横浜スタジアムでも試合終了後のグランド開放をしていました。
グランド開放と言えばメットライフドームで行われているのが完投のカープファンには有名でしょうが、まさか横浜スタジアムでもやってくれるとは
しかも、ブルペンの中まで見せて貰えるのですから余計に嬉しい驚きです。
それにしても、球場のフェンスって結構、ボールの跡が付いている物なんですね…。