吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/26(日)○「まさかの展開の連続」(カープ2022)

横浜DeNA3-4広島東洋カープ

12回戦(11勝1敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 ターリー1勝1敗

敗戦投手 平田2敗

セーブ投手 矢崎1勝1セーブ

 

本塁打

(C)-

(De)-

 

打点

(C)マクブルーム②小園①

(De)佐野②大和①

 

投手

※数字は自責点

(C)九里①-森浦①-栗林①-ケムナ-ターリー-矢崎

(De)京山①-伊勢-エスコバー①-クリスキー

 

先発九里は初回に失点し6被安打も1失点で7回を投げ切る。

打線は序盤、拙攻も中盤にマクブルームの適時打で逆転に成功。

9回裏に栗林が同点打を喫し延長戦も12回表に松山の犠飛で勝ち越してカード3連勝。

ターリーが来日初勝利。矢崎がプロ入り初セーブを記録。

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昨日に続いて炎天下に見舞われた横浜スタジアム

そんな中、何となく昨日、気になっていたウイングシートコンコースにある中華料理店でエビチリ丼を買って座席で食べるという酔狂な真似をしていると…。

あまりの暑さに昨日に続いてほとんどの選手が打撃練習を切り上げてグランドで中村奨成が曽根海成と共に3塁上でベースランニングの練習をしていました。

中村奨成といえば木曜日の試合において3塁上で躓いて本塁手前で転倒するという失態で一躍話題になったばかりですが…やはり本人も相当気にしていたようで、こういう姿を見ると何とも居たたまれない気持ちにこちらもなってきます。

もっとも今日、捕手でスタメン出場した彼はほとんど見せ場もなくベンチに下がり「3塁で躓いてサヨナラの好機を潰した選手」以上の記憶を今週は私たちに残す事は出来ませんでしたが…。

試合の方はここ5試合で1勝4敗と負けが込んでいるうえに前回登板では4本塁打を浴びる乱調だった九里亜蓮

彼もまた、昨日の森下暢仁同様に何とかQSを守れればぐらいしか期待が出来ない状況には見えました。

案の定、初回から無安打で早々に先制点を許し、その後もいつ崩れてもおかしくないような投球が序盤から続きましたが…5回表以降は落ち着いて7回まで投げ抜いてくれました。

もっとも、これまた昨日同様に7イニング目を投げさせる必要が本当にあったかは疑問ではありますが…それが結果的にはその後の意外な展開に繋がる事にはなったのですから試合とは分からないものです。

 

一方、打線は今季未勝利ながら防御率1点台の京山将弥相手に毎回のように安打を浴びせながら無得点が続く拙攻で何とか最少失点で凌いでいた九里亜蓮を援護出来ません。

漸く6回裏にライアン・マクブルームの2点適時打で逆転に成功も以降が続かず昨日に続いて決定打に欠ける展開。

しかも、8回以降は森浦大輔と栗林良吏がそれぞれ失点して思いがけず木曜日に続いて最終回2死から追いつかれるという事態にもなりました。

中でも栗林はこれが今週5度目の登板で先週まで登板間隔がスカスカだったのに比して明らかな登板過多。

やはり、木曜日の3連投は避けるべきであったかもしれません。

正直、この二人が打たれた以上はもはや試合を諦めざるを得ない状況ではありましたが…木曜日同様に栗林以降の投手が今週3度目の延長戦で奮闘を見せてくれました。

これが効いて最終的には羽月隆太郎が久々に放った「ドビーの弓」で作った千載一遇の好機を何とか松山竜平がものにした勝ち越し点により延長12回を制する事となったのも、これまたまさかの結末ではありました。

しかも、勝利投手が来日初勝利となったニック・ターリーでありセーブ投手がこれまたプロ入り初セーブとなった矢崎拓也といずれも実力的には試合の重要な場面を任せられるとは言い難い投手たちですから二重の意味で意外な事です。

思わぬ形で来日初勝利を飾りお立ち台に立ったターリーは「カープファンが大好きじぇけえ~」と微妙極まりない広島弁も披露。

個人的には文語だと「じゃけん」となるところしっかりと「じゃけえ~」と発音した当たりに好感が持てますね…。

 

昨日に続いて炎天下での観戦となりおまけに延長12回の長丁場…。

さすがに疲れて昨日に続いて行われたグランド開放はパスして帰路に就きました。

帰りに乗った湘南新宿ライングリーン車から眺めた夕焼けが綺麗でした。

やはり勝って眺める景色は違いますね。

個人的にはこの横浜スタジアムでの観戦以前は実は自己ワーストの観戦8連敗を喫していたのですが…やはりチームの勝利は良いものです。