吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

6/30(木)●「本当に秋山は来たけれど…」(カープ2022)

広島東洋カープ2-4東京ヤクルトスワローズ

12回戦(1勝11敗1分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 清水4勝1敗

敗戦投手 中崎1勝5敗

セーブ投手 田口1セーブ

 

本塁打

(C)小園3号①

(S)長岡5号①

 

打点

(C)小園①松山①

(S)長岡①丸山②

 

投手

※数字は自責点

(C)アンダーソン①-矢崎-森浦-栗林-ケムナ-ターリー-中崎②

(S)石川①-木澤-コール-マクガフ-清水-田口

 

先発アンダーソンは3回表に長岡の先制弾を浴びるも6回1失点で試合を作る。

打線は5回まで2安打の拙攻で小園の本塁打で一時追いつくも決定打なし。

延長10回に勝ち越された直後に追いつくも12回表に勝ち越されてカード3連敗。

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広島中が驚倒した信じがたい発表を経て本日、試合前にマツダスタジアム秋山翔吾の入団会見が行われて晴れてカープの新たな背番号9番が誕生しました。

試合前の練習では早速打撃練習も行われて近日中には一軍登録も近い事を感じさせてはくれましたが…まず見るべきはこのチームの現実でしょう。

案の定というべきかスワローズ相手に全く歯が立たずこのカードでも3連敗。

 

もっとも、この3連戦中でもっとも能力的に劣ると思われていた先発投手を立てたわりには善戦した試合ではありました。

しかし、それもたんに相手チームの選手層の分厚さを見せつける材料となったに過ぎなかったでしょう。

当たるべからざるの勢いを見せつけている村上宗隆を4三振に抑えても長岡秀樹や丸山和郁といった若手選手に痛打を浴びましたし、何より相手ブルペンは梅野雄吾や今野龍太といった実力者を温存している一方で、こちらは投げる投手がいなくなっていつの間にか1軍に昇格していた中崎翔太を最後に出さざるを得ませんでした。

とはいえ、先発のドリュー・アンダーソンは今日に関してはよく投げてくれたと言えます。

来日初登板以降は試合を作る好投と炎上を相互に繰り返す「抜け抜け」の状況から前回前々回と試合を作り切れず、今日の結果次第ではローテーションはく奪もあり得たのですが…村上を完璧に抑えるなどの6回1失点と言う結果は意外でした。

とはいえ能力的には全く頼りない投手に過ぎない事に変わりないので次回も生暖かく見守るぐらいしかないかもしれません。

 

一方、打線は2度同点に追いつくなどそれなりに粘ったように見えるかもしれませんが、結局は先発が好投している間に得点できないとまず勝てないという事を思い知っただけでした。

正直、こんな打線に秋山が加わったところで劇的に変わるとは私には正直、思えませんが…果たして?