吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

08/07(日)●「残弾なし」(カープ2022)

広島東洋カープ5-7阪神タイガース

18回戦(12勝4敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 岩貞2勝

敗戦投手 森浦1勝3敗

セーブ投手 ケラー2敗1セーブ

 

本塁打

(C)秋山4号①西川6号①

(T)ロドリゲス2号②ロハス・ジュニア6号①

 

打点

(C)遠藤②秋山①西川①菊池涼①

(T)ガンケル①島田②ロドリゲス②ロハス・ジュニア①佐藤①

 

投手

※数字は自責点

(C)遠藤⑤-松本-ターリー-矢崎-森浦②-一岡-栗林

(T)ガンケル⑤-島本-加治屋-岩貞-湯浅-ケラー

 

先発、遠藤は初回から失点を許すと5回に連続弾を浴びて4回2/3 5失点でノックアウト。

打線は遠藤の適時打で追いつくと秋山の本塁打などで一時3点リードを奪うも中盤以降は沈黙。

8回表に森浦が打ち込まれて競り負け、カード負け越し。

秋山が日米通算1500本安打を達成。

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昨日は相手のエラー絡みで良く分からないうちにあれよあれよと土壇場で3点差をひっくり返してのサヨナラ勝利を収めてその勢いでカード勝ち越しと行きかったカープ

しかし、後半戦に入ってまともに試合を作れる投手が皆無という現実が改めて重くのしかかりました。

コロナ陽性判定による離脱から復帰後初登板となった先発の遠藤淳志でしたが、初回からいきなり先制を許すと2回終わってなんと7安打という酷すぎる立ち上がり。

結局、3者凡退は3回表のみで3点差リードをつけた5回表にアデルリン・ロドリゲスとメル・ロハス・ジュニアに軽々とスタンドにボールを運ばれてノックアウトという残念極まりない結果となり、彼がこの試合で輝いたのはむしろ同点打を放った打者として活躍のみでした。

ようやく飛躍のきっかけを掴み始めた直後に離脱した遠藤に対して過剰な期待をするのは無理な話なのは分かっていますが、珍しく打線が序盤から纏まった得点をしただけに余計に残念です。

これで後半戦に入って以降でQSを辛うじて達成した投手は7月30日に登板したドリュー・アンダーソンのみとなりました。

それに加えて、床田寛樹の長期離脱に続いてアンダーソンも登録抹消と、そもそも先発投手の絶対数自体が定数を満たせない状況でまさに残弾が尽きたも同然です。

元々、打線は好調を維持できない虚弱体質な選手が並ぶだけにこの惨状は今季チームの冒険の終焉を意味します。

とはいえこれは賢明なるカープファンなら誰もが、十分に予想出来ていた事でしょう。

ブルペンの整備が全くできていなかったツケでやたらと球数や試合状況に関わらず長いイニングを投げる事をどの先発投手も強いられていたシーズン前半のツケが一気に回ってくるというのは容易に想像できた事。

まあ、もっとも一番身近で見ていた筈の監督がつい最近まで気づかなかったのかもしれませんが…。

こういう事なので来週からはまた新たな大型連敗が始まるという事です。

日米通算1500安打を達成した秋山翔吾に加えて復帰後初の猛打賞を西川龍馬が記録するなど打線はようやく明るい話題が増えてはきましたが…しょせんは焼け石にみずかと思います。