吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

9/17(土)○「今季最後の関東で」(カープ2022)

横浜DeNAベイスターズ3-10広島東洋カープ

25回戦(17勝8敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 中崎2勝5敗

敗戦投手 入江4勝1敗

 

本塁打

(C)マクブルーム16号②

(De)-

 

打点

(C)羽月①マクブルーム③松山①堂林②野間②菊池涼①

(De)牧①宮崎①佐野①

 

投手

※数字は自責点

(C)玉村③-中崎-森浦-ケムナ-ターリー-松本

(De)阪口③-京山-中川-入江③-田中健-平田④

 

先発玉村は初回に2点先制されると5回途中にも失点を喫して3失点で降板。

打線は3回表にマクブルームの2ランで逆転すると6回表集中打で勝ち越し。

終盤にも追加点を挙げて合計10得点でカード2連勝を決めて今季最後の横浜での試合を終える。

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今年最後のカープ観戦ともなる横浜スタジアムへ行く道すがら、東海道線でユニフォーム姿に身を纏った私の姿を見た隣の席の紳士が話しかけ来たので思わず身構えてしまいました。

というのもその紳士、座席の窓際を見ると午前中にも関わらずチューハイの空き缶が3本ほど並んでいて出来上がっているご様子だったので…。

しかし、そうとは思えない淡々とした語り口から聞いた話ではカープの坂倉将吾は自身と同じ母校(日大三校)かつ自分の同級生が坂倉の高校時代の野球部の恩師であるので応援しているとの事。

坂倉といえば、私が言うまでもなく今や押しも押されぬカープの主力打者ですが、偶然にもこういう縁のある方と出会うとは思えませんでした。

私も私で先日の広島で坂倉の満塁弾を現地で見た話をするととても嬉しそうに目を輝かせていたのが印象的でした。

思わぬ出会いに感じ入りながら横浜から乗り換えて関内駅に着くと、ここ数年で様変わりした姿にも慣れた横浜スタジアムの威容が目に入ってきました。

今日は、友人である蘭茶さん(仮名)と迷亭さん(仮名)も一緒に今季最後の横浜スタジアムクラフトビールを楽しもうという趣向。

席に着いたら早速、ガーリックシュリンプサンドにベイスターズラガーを楽しみます。

ニンニクの香りと海老の触感が良く合っていて今日のような青空の下でビールを飲むのに最適な味でした。

しかし、ここで残念だったのが1階コンコースに店ではベイスターズホワイトが品切れになっている事。

これもロシアのウクライナ侵攻に伴う小麦不足の影響でしょうか?

全く関係のない極東の球場から改めてロシアの蛮行に怒りを感じますね…。

まあ、ウイングシート裏の売店には普通にありましたから良かったのですが。

 

友人3人で試合前から飲んで食べて半ば出来上がった状態で始まった試合は初回から玉村昇悟が宮崎敏郎に通算1000本安打含めて打ち込まれて失点を許す苦しい展開。

その後は何とか無失点で抑えてはいましたが5回途中で再び失点を喫して降板と相成りました

玉村は日程から考えるとこれが今季最後の先発になるのは確実だったのですが…彼もまた、今季は遠藤敦志同様に飛躍のきっかけを掴み損ねた投手という評価に甘んじる事になりそうです。

床田寛樹があのような不幸な事故で故障離脱して来期以降も不透明な状況故に同じ左腕である彼には私含めて多くのファンが期待している筈なのですが…大変残念です。

一方昨日、逆転しては先発がリードを守れないという試合展開を制した打線は似たような試合展開になった今日も良い反発を見せてくれました。

3回表には羽月隆太郎の適時打とライアン・マクブルームの強烈な一発で逆転すると追いつかれた直後の6回表には堂林翔太の適時打などで再びリードを奪う事に成功。

中でも堂林はこの打席で三振を喫すると9打席連続三振の日本記録に並んでしまう可能性もあっただけにまさに会心の一打と言えるでしょう。

その後も終盤の8回表にも集中打でダメ押しの得点を挙げて一気に試合を決めたカープは関東での最後の試合を勝利で飾る事になりました。

思えば今季の関東での試合は横浜スタジアムでは開幕3連勝を飾ったものの以降はなかなか勝利に恵まれない時期が続いて関東のファンもフラストレーションが溜まる時期も長かっただけに、最後にこういう結果になったのは良かったかと思えます。

前の座席に座っていたアンパンマンのぬいぐるみを持って松山に熱心に声援を送っていたご婦人方もこれには満足されたようです。

聞けば、このご婦人は台風の心配のある中、はるばる竹原市から駆け付けたとの事。

単なる偶然なんですが先日も神宮球場で広島から来られた方と話をしましたが、その方も竹原からの上京された方で不思議な偶然ではあります。

ちなみに竹原の方に高速バス「かぐや姫号」の事を言うと大体反応してくれますね…。

 

友人たちと球場のグルメを楽しみ、はるばる遠方から駆け付けたファンの方とのひと時の出会いに感じ入る。

コロナ禍でここ2年ほどは出来なかった事がようやく戻りつつある状況を感じます。

まだまだ予断は許しませんが、来季以降は元の球場の光景が戻る未来を信じたいと改めて思います。

2022年観戦成績

22戦10勝12敗