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カープと趣味の日記

2/26(日)○ 何かが変わるような初勝利ではない(カープ2023)

中日ドラゴンズ4-8広島東洋カープ

オープン戦(1勝1敗)

Agreスタジアム北谷(北谷公園野球場)

 

勝利投手 遠藤1勝敗

敗戦投手鈴木 1敗

 

本塁打

(C)-

(D)アキーノ1号①細川1号①

 

打点

(C)秋山①野間①西川①田中②大盛①韮澤①

(D)アキーノ①細川①

 

投手

※数字は自責点

(C)アンダーソン①松本-遠藤-床田-長谷部-アドゥワ

(D)仲地-鈴木⑤-森-藤嶋-砂田-田嶋

 

先発、アンダーソンは2本塁打を浴びるなど2回途中で降板も以降の投手は無失点。

打線は3回表から5回表に集中打を見せて4点差を逆転に成功。

1イニング3失策を重ねる拙守も16安打8得点を集めて今季オープン戦初勝利。

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初戦となった那覇市での試合で散々な敗戦を喫したカープ

今日は北谷町に場所を移しての沖縄では最後のオープン戦となりましたが…。

結果的に見れば4点のビハンドを覆してのド派手な逆転勝利で新井新監督初のオープン戦での勝利を飾ったと言えるでしょう。

しかし、内容的に見れば喜べる試合では決してない事も事実です。

 

昨季期待外れに終わりながら残留を果たした先発のドリュー・アンダーソンによる投球が散々だった事もあり、この試合の序盤は前回の試合以上に酷いものでした。

2回裏は坂倉将吾の落球の直後に相手チームの新戦力であるアリスティデス・アキーノと細川成也に本塁打を浴びると本来守備でアピールする筈の矢野雅也にベテランの田中広輔の連続エラーで失点を重ねて降板。

前回の試合に続いての得点圏でのミスによる失点にはただただ呆れるばかりです。

長打力不足に苦しんだ相手チームが長打による得点で昨年の課題を克服する姿を見せているのとは対照的に何ら反省も進化もない姿にしか感じられず無様さで思わず視聴するのを止めてしまったほどです。

また、味方の度重なるエラーがあったとはいえ、それを差し引いてもアンダーソンの投球もまた酷い物でした。

端的に言わせて貰えば彼は上記でも書いた通り「全くの期待外れで本来なら今季カープのユニフォームを着るに値しない筈だった投手」。

そういう立場であるにも関わらずオープン戦の初戦から初対戦の打者にポコポコとホームランを打たれているのですからこの結果と内容では期待のしようもありません。

今のところ彼が昨年から良くなった事と言えば悪趣味なちょび髭を剃った事ぐらいのものでしょう。

 

試合自体はその後、4点差を逆転すると言うド派手な形で勝利を収める事となりましたが…それについても明らかに不調な鈴木博志を相手監督が3イニングに渡ってしつこくマウンドに留まらせ続けるという半ばパワハラめいた行為を行った帰結に過ぎず、さほど評価するようなものでもないかと思えます。

ここまで全くアピールする事がなかった若手にあって漸く韮澤雄也が会心の当たりを放ってはくれましたが…結局のところ強いて良かったところを探してみるとそれに加えて故障明けだった床田寛樹が落ち着いた投球を見せた事ぐらいのものだった気がします。

少なくとも昨日今日の試合で低迷を深めた昨季から何かが変わる予感は私にはしません。