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カープと趣味の日記

3/18(土)●「逃げ回るだけの左腕」(カープ2023)

広島東洋カープ1-2オリックスバファローズ

オープン戦(3勝5敗2分)

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

 

勝利投手 山岡2勝

敗戦投手 森2敗

セーブ投手 山崎福1セーブ

 

本塁打

(C)-

(Bs)-

 

打点

(C)

(Bs)来田①太田①

 

投手

※数字は自責点

(C)森②-河野-戸根-森浦-島内-ターリー

(Bs)山岡-山崎福

 

先発森は6与四球で2失点を喫し4回で降板。

打線は初回に相手チームのエラーで先制も以降は繋がらず1得点に留まる。

リリーフ陣は無失点に抑えるも惨敗を喫してオープン戦3連敗。

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新型コロナウイルス撤廃に伴う制限が撤廃されてから初の本拠地広島での試合。

先発を務めた森翔平は前回登板で散々な投球を見せた投手でしたが、今日も今日で6与四球と全く改善されない酷い内容と結果でした。

球威も制球もなく変化球もカットボールカープ程度でほとんど空振りが取れるものが存在せず、相変わらず味の分からない五目飯のような投球スタイル。

解説に呼ばれた前田智徳がアナウンサーからこの投手の特徴を問われた際に分かるような分からないような曖昧な適当な回答をした事からもそれは伺えるというものです。

ただ彼の場合はそれ以前に問題なのは、まともにストライクゾーンで勝負せずひたすら相手打者から逃げ回るだけの姿勢でしょう。

特に相手打線中軸の杉本祐太郎、森友哉のような強打者相手になるとそれは顕著で、とてもではないですが開幕ローテーション争いどころか今の時期の一軍のオープン戦で先発させて良い投手とは到底思えません。

本当にこのチームには人材がいないのだと彼の投球を見ると痛感させられてしまいます。

 

また、リリーフ陣については今日も無失点で抑える事は出来ましたが、さほど見るべきようなものはありませんでした。

終盤に投げた島内颯太郎とニック・ターリーが前回に続いて比較的落ち着いていたようには見えますが、彼らを現在調整中の栗林良吏の代わりと安易に考えるのは危険でしょう。

そもそも彼らの安定感に対しては私含めて多くのファンは1ミリたりとも信頼してないのですから。

 

初回に2本の安打に加えて2つのエラーを得た打線は結局、打点0で事実上の無失点という体たらくぶり。

一応は、最近の試合での田村俊介の活躍に尻を蹴飛ばされたような形で野間峻祥が2安打を放ちましたが、中軸の助っ人2人がいつも通りの酷さで虚しいものになりました。

また、試合途中には捕手専念となった筈の坂倉将吾が1塁の守備に登場。

戦術オプションを多く試すと言えば聞こえはいいですが…昨年シーズンオフからわざわざ戦術の幅を狭める事をしておきながら結局このチームは何をしたかったのか分からないという場面も垣間見えました。

オープン戦の時点で既にこのチームの試合を見るのが本当に苦しいです。