吹けよ風!打てよアレン!!

カープと趣味の日記

4/30(日)○「突如の爆発」(カープ2023+カープ観戦記)

読売ジャイアンツ4-11広島東洋カープ

6回戦(4勝2敗)

東京ドーム

 

勝利投手 アンダーソン1勝

敗戦投手 ピーディ4敗

 

本塁打

(C)上本1号①秋山2号①マクブルーム2号③磯村1号①

(G)-

 

打点

(C)松山①上本①秋山③西川②マクブルーム③磯村①

(G)中田①廣岡①ブリンソン①ウォーカー①

 

投手

※数字は自責点

(C)アンダーソン③-ケムナ-大道-アドゥワ①

(G)ピーディ⑤-代木②-田中豊③-高梨①

 

先発、アンダーソンは序盤から被安打6の不安定な投球で5回3失点で降板。

打線は2回表に上本の本塁打で勝ち越すと以降も繋がり続け6回表には一挙5得点猛攻。

9回表までダメ押しの得点を重ねて今季最多の11得点で連敗を2で止める。

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非常に残念な形での敗戦となった試合から一夜明けてのカード3戦目。

何とかカード3タテは防ぎたいところですが、先発があのドリュー・アンダーソンである以上は大変難しいミッションに思われました。

そのアンダーソンは初回に先制点を貰った直後にいきなり打ち込まれて失点を喫する冴えない立ち上がりを披露。

相手チームの走塁ミスに助けられて何とか1失点ですみましたが、以降もフォーシーム以外はほとんど入らない単調な投球に終始して大量失点は時間の問題でした。

一方で打線は2回表に上本崇司のプロ入り3本目となる意外過ぎる一発で勝ち越すと以降も繋がり4回表までに5得点と珍しくまとまった援護点を取る事が出来ました。

5番に今季初スタメンの松山竜平を投入したうえで西川龍馬を2番に据えるという打線の組み換えが功を奏した形です。

もっとも、4点差がついても全く安定しないアンダーソンは直後に2失点と酷い投球で何とか5回3失点で終わったものの次回以降への期待など微塵も感じられません。

こういう展開で2点差に迫られると逃げ切りが厳しいブルペンの状況だけに暗澹とした気持ちになるのですが…6回表に秋山将吾の適時打とライアン・マクブルームの1発がそれを振り払ってくれました。

9回表の磯村義孝も含めると長打力不足が顕著なこのチームでは珍しくなんと本塁打4本の競演ともなりました。

また、直後に登板したケムナ誠と大道温貴は大差でのリードがあったとはいえ、ほぼ完ぺきに3イニングを抑えて、アンダーソンのいい加減な投球にうんざりしていたファンの溜飲を下げてくれたかのようです。

特に2イニングを無失点で抑えた大道は新人時代の投げっぷりの良さが戻って来たかのような勢いを感じられました。

 

ちなみに個人的な事を言うとこの試合は声出し応援が解禁された今季では初めてのビジター応援席での観戦…すなわち4年ぶりのスクワット応援に挑んだのですが…。

そんな試合でまさかこれだけ得点が入るというのは大変大きな驚きですが、沈黙と乾いた拍手が支配する球場で観戦し続けた3年間が報われたような気すらしてきます。

こうして低迷が約束されたチームでありながら4月は何とか貯金1で切り抜ける事が出来ました。

繋がらない打線に相変わらず低レベルな走塁、それに加えて故障者続出の先発ローテーションと栗林良吏の不振など不安材料をあげればキリがありませんが、何とかこの試合を再浮上のきっかけにして欲しいものです。