5回戦(カープ2勝3敗)
勝利投手 バウアー1勝
敗戦投手 九里1勝1敗
セーブ投手 山崎2敗9セーブ
(C)デビットソン6号①
(De)-
打点
(C)デビットソン
(De)桑原①楠本①関根①佐野①
投手
※数字は自責点
(C)九里④-戸根-大道-塹江
(De)バウアー①-伊勢-山崎
先発、九里は3回まで無安打も4回以降に崩れて5回1/3 4失点でノックアウト。
打線は2回表にデビットソンの本塁打で先制も以降は拙攻で無得点。
リリーフ陣が無失点で切り抜けるも最後まで打線は繋がらず惨敗。
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関内駅は勿論、近隣の百貨店の至るところにポスターが貼られ、異例の個人ファンクラブまで創設されたうえでイースタンリーグの試合も超満員と来日初登板前から過剰とも呼べる球団やファンの熱狂ぶりが話題になっている元サイヤング賞右腕トレバー・バウアー。
そのバウアーが先発を務めるだけあって多くの注目を集めたこの試合、カープ打線には日本のプロ野球の意地を見せて欲しいものでしたが…残念ながらそうはなりませんでした。
結局、2回表のマット・デビットソンのまぐれ当たりによる1得点のみで以降は修正したバウアー相手に全く打線は繋がらずキッチリ98球で7イニング抑えられて余裕で降板される有様はまさに「噛ませ犬」と呼ぶのに相応しい酷さでした。
左打者への被打率が比較的高いという理由で菊池涼介すら外して左打者を並べた打線でしたが1番に据えた野間峻祥が相変わらずのブレーキぶりで8番に入った韮澤雄也がチャンスメイクをしっかり行ったにも関わらず残塁を重ねる要因になっただけでした。
一方、現在リーグ1位の防御率を誇り好調を維持していた九里亜蓮は今日も試合序盤は無安打と素晴らしい投球を見せてくれましたが、やはり首位と勢いは衰えないベイスターズ打線に打ち込まれて試合を作れず降板は残念です。
微妙な判定と野間の考えられないような後逸など不運が響いた形ですが、それでも防御率はまだまだ1点台。
次回にやり返して欲しいものです。
また、最終回には昨年からの不振が続いて開幕一軍から漏れた塹江敦哉が今季初登板し無失点とまずまずの結果を残したのは朗報かと思えます。
現状、ニック・ターリー以外の左腕が戸根千明のみという状況ですから同じく無失点だった大道温貴同様に結果を重ねて重要な場面を担う活躍を再び見たいものです。