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カープと趣味の日記

05/16(火)○「全てを越えろ秋山将吾」(カープ2023+カープ観戦記)

横浜DeNAベイスターズ5-7広島東洋カープ

7回戦(3勝4敗)

横浜スタジアム

 

勝利投手 床田4勝

敗戦投手 バウアー1勝2敗

セーブ投手 矢崎3勝2セーブ

 

本塁打

(C)西川5号②

(De)ソト2号①山本1号①

 

打点

(C)秋山②マクブルーム②西川②

(De)大和②ソト①山本①

 

投手

※数字は自責点

(C)床田③-ケムナ①-島内-矢崎

(De)バウアー⑦-上茶谷-坂本-入江-ウェンデルケン

 

先発床田は8安打2本塁打を浴びながら7回3失点で降板。

打線は初回から繋がり長短打交えて2回までに7得点も以降は沈黙。

終盤に追い上げを受けるも辛くもかわして2連勝。

秋山がプロ野球史上133人目の1500安打を達成。

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前日の雨もあがり夏日となった横浜。

さすがに前回ここに来た時のように関内駅全面にポスターが貼られているという事はありませんでしたが、サイヤング賞右腕トレバー・バウアーが先発する試合とあってやはり注目度は高い試合だったかと思います。

また、それに加えて今日は偶然、生ビールが半額という嬉しいサービスもあり、平日ながら多くのファンが集まりました。

そのバウアー。

前回の彼との対戦時にカープは上手いぐらいに「嚙ませ犬」役を務めあげてしまっただけに試合前に青星寮カレーを食べながら大変イヤな予感はしたのですが…。

しかし、蓋を開けて見れば野間峻祥二塁打をきっかけに秋山将吾とライアン・マクブルームの連続適時打に西川龍馬の本塁打と初回からまさかの打線爆発でいきなり4得点。

先週の火曜日の試合が初回から残塁祭りで結局1得点のみでしたので、これには驚きです。

もっとも、これに一番驚いたのは先週孤立無援の状況で勝利を収めた床田寛樹だったかもしれません。

初回から不安定な投球とらしくない姿でしたが…それでも大量援護が効いて7回3失点と結果は残してくれました。

終盤は先週から5連敗中とはいえ大歓声を背にして追い上げムードの相手打線に対してケムナ誠と島内颯太郎のそれなりの投手でなんとか凌ぐ事ができたのもやはり序盤の大量得点が効いての事。

序盤から大きくリードを奪えれば多少の瑕疵がその後にあってもどうにかなるという当たり前の事を教えてくれるような試合だったかと思います。

 

その序盤からの大量援護に大きく貢献したのが2本の適時打含めて4安打2打点の秋山将吾。

残り3本と迫った1500本安打も3打席目であっさりと達成して新たな勲章を手にする事になりました。

西武ライオンズ時代にシーズン安打数の日本記録を達成するなど球界を代表するリードオフマンとして名を馳せた選手が、MLBへ移籍も挫折を味わった後に全く縁も所縁もない球団への入団を決意してクラッチヒッターとして輝く。

今日、対戦したバウアーも自身がアメリカで苦しい時期に同じチームの主軸として活躍していたという事実がありますが…それらを乗り越えて素晴らしい金字塔を打ち立てた場面に立ち会えた事を誇りにしたいと思います。